経済科学通信 2011年4月発行 第125号 

「ソ連型社会」とは何であったのか
―未来社会への展望を拓く―
TPPと日本の農業
生活保護/介護保険制度 他
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現代資本主義研究会のお知らせ

労働者のための企業会計―民間経営手法の活用による成果と課題―
日時:2011年6月18日(土)14:00-17:00
会場:京都大学法経済学部東館2F 202演習室
コーディネーター:高田 好章
報告1:大松美樹雄「民間医療福祉会計の動向と自治体病院」(仮)
報告2:梶原太一「独立行政法人への企業会計手法の導入の成果と人間発達のための会計に向けた展望」
参加申込不要、資料代500円
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東日本大震災について 

-社会科学団体としての責任と自覚の表明-

3月11日に発生しました東日本大震災から一か月がたちました。この未曾有の地震と大津波により、約3万人の死者・不明者が出ました。私ども基礎経済科学研究所の内部でも命に別状はないものの福島地区の会員が被災されましたが、すべての被災者に心からお見舞い申し上げ、一日も早い復興を願わずにおられません。
しかし、この震災は単なる「お見舞い」と「復興支援」で済まない要素をあまりにも多く持ちすぎています。津波対策は完全であったのかどうかといった疑問に加え、やはり原子力発電所の防災対策の不備は弁解の余地はありません。事前に指摘されていた今回の危険性を無視し続けてきた東京電力の姿勢、特に安全無視の利潤追求の姿勢は資本主義という仕組みの再検討までをも社会科学に求めていると思われます。
また、原子力偏重のこれまでのエネルギー政策の問題、防災に関する国際協力の姿勢の問題、政治のリーダーシップの問題を含む政治の在り方も厳しく問われています。民主党政権もつい先日まで「トップセールスでアジアに原発を売りにいく」と言っていたのですから、彼らに東京電力を批判する資格はありません。
したがって、私たちは今回の事態を見て、日本の社会、日本の政治が根本的な転換を要していると感じています。そして、自然科学者は緊急に各種の課題に取り組み、私ども社会科学に関わる者も緊急に日本社会・日本政治の根本を問い直す課題に取り組まなければなりません。ここにその責任と自覚を表明するものです。

2011年4月11日
基礎経済科学研究所常任理事会

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新刊のご案内

基礎経済科学研究所編 『世界経済危機とマルクス経済学』
2011年3月18日発行、定価2,600円+税
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現代資本主義研究会のお知らせ

テーマ:「『分権改革』と地方財政」

日時 :2011年4月16日(土) 14:00~17:00

場所:京都大学 法経棟202演習室

コーディネーター:中谷 武雄

報告1:「『分権改革』と地方財政」

川瀬憲子(静岡大学教授)

報告2:「川瀬憲子『「分権改革」と地方財政:住民自治と社会福祉の展望』を読んで」

平岡和久(立命館大学教授)

参加申込不要、資料代500円

春季研究交流集会中止のお知らせ。

3月19日、20日に専修大学で開催を予定しておりました春季研究交流集会は中止となりました。 3月11日に発生した東北地方太平洋沖にて発生した地震の影響で、断続的に余震が続くことや、交通機関の混乱が予想されることにより、このたびの研究交流集会の開催を中止を決定しました。 関係者の皆様におかれましてはご迷惑をおかけしますがご理解いただきますようお願いいたします。 平成23年3月15日 基礎経済科学研究所 . . . → Read More: 春季研究交流集会中止のお知らせ。

2011年春季研究交流集会

春季研究集会 会場 専修大学神田キャンパス7号館 日時 3月19-20日 . . . → Read More: 2011年春季研究交流集会

現代資本主義研究会のお知らせ

現代資本主義研究会 テーマ「現代世界をどうみるか―中村哲先生を囲んで―」 日時:2011年2月19日(土)14:00~17:00 会場:京都大学法経済学東館2F 202演習室 . . . → Read More: 現代資本主義研究会のお知らせ

「未来社会を展望する」合評会

春季集会プレ企画「未来社会を展望する」合評会 会場:専修大学神田キャンパス7号館783教室 日時:1月30日(日)13:00-17:00 . . . → Read More: 「未来社会を展望する」合評会

長崎で「『資本論』読む会」と共催企画

「人間発達と資本論」

日時 2011年1月16日13:00-16:00

会場 長崎市民会館

報告 「人間発達と資本論」京都大学教授 大西 広

この度、長崎で永らく『資本論』を読み進められている研究会との共催で「人間発達と資本論」の講演・研究会を開催することとなりました。これは、一昨年以来続けられている「全国ツアー」の一環で、長崎では初めてとなります。付近の方には是非ご参加ください。日時などは以下のとおりです。なお、前日夜には長崎市内に会場を借りて、今後の協力関係について議論する場を設定しています。