基礎経済科学研究所東京集会(専修大学)開催のご案内

7月23日と24日の両日に、東京の専修大学を会場に研究集会を開催いたします。23日は、今年3月に出版された基礎研編『世界経済危機とマルクス経済学』を、ポスト冷戦研究会の共催のご協力を得て検討します。24日は「震災・復興・原発と社会科学」をテーマに議論いただきます。ぜひご参加ください。
日時:2011年7月23日(土)、24日(日)
会場:専修大学神田キャンパス
1日目共催:ポスト冷戦研究会
参加申し込み不要、参加費無料
<第1日目> 13:00-18:00

テーマ:「世界経済危機とマルクス経済学」
     会場: 1号館8階8A会議室
     司会: 福島利夫(専修大学)、矢吹満男(専修大学)
     報告者:吉田真広(駒澤大学) 「国際金融危機における過剰な貨幣資本蓄積の原理的考察―擬制資本運動と国際通貨国との関連で―」
         秋山誠一(国学院大学) 「金融危機から経済危機へ―日・米・アジア貿易の経路による波及―」
         後藤康夫(福島大学) 「ネット新世界の社会構成と『災害ユートピア』―人類史的過渡期の展開―」
         藤田実(桜美林大学) 「日本資本主義の構造的危機」
<第2日目> 10:00-17:00
テーマ:「震災・復興・原発と社会科学」
 会場:7号館3階731教室
【午前の部 Ⅰ】
テーマ「原発と社会科学」
     司会: 米田貢(中央大学)
     報告者:高田好章(基礎研) 「諸課題の全体像」
         梶原太一(高知短期大学) 「原発ローコスト言説と資産除去債務の会計」
         吉田央(東京農工大学) 「原子力と社会システム」
【午後の部 Ⅱ】
テーマ「震災・復興と社会科学」
     司会:大西広(京都大学)
    報告者:出口俊一(兵庫県震災復興研究センター)「二つの大震災と復興の備え―“復興災害”を食い止めよう!―」
        北野正一(兵庫県立大学) 「二つの大震災の復旧・復興と社会科学の役割・課題」
        後藤宣代(福島県立医科大学非常勤) 「ヴォイス・フローム・フクシマ―静かなる革命―」
        髙木和美(岐阜大学) 「若狭の原発労働者・家族の労働と生活―80年代の記録―」

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