自由大学院ゼミ紹介
この学科は,ゼミ名に表現されている金融・流通・協同組合に関するものに関わらず,あらゆる面から経済学を学んでいこうという,現代資本主義を対象にした学科です。
ゼミは毎月2回開かれ,月前半のゼミでは現代資本主義に関するものを中心に,月後半のゼミでは古典文献を取り上げています。
開催会場情報など,詳細は大阪第三学科」ホームページをご参照ください。
「 大阪第三学科」ホームページ
指導担当:田中宏(立命館大学)
指導担当:和田幸子(名古屋学院大学)
アジア諸国の政治経済のしくみや問題点,日本経済との関わりなどについて,歴史や文化,人々の生活意識の特質なども視野にいれて科学的に学ぶゼミです。輪読会の形で毎月1回開催しています。
指導担当:藤岡 惇(立命館大学)
このゼミでは,基礎研で進めてきた『人間発達の経済学』づくりの成果をふまえつつ,今日の新自由主義の攻勢と経済危機のもとで,どのように人間発達の経済学のバージョンアップをはかったらよいかを,ともに考えます。
ゼミ発足は2004年12月24日,テキストはアダム・スミスの“LECTURES ON JURISPRUDENCE”のAノートです。毎月1回のペースで開催しています。ゼミ員は各自担当した部分の邦訳を作成して参加し,それを下に全員でチェックし,コメントや問題提起などを行います。参加の最低条件はできるだけ毎回参加することと邦訳を担当することです。ゼミの性格上,一定期間の参加(登録)を前提にしていますので,参加希望の方は事務局までご連絡下さい。
ベーシック・インカム論ゼミでは、毎回、国内外のベーシック・インカム関連文献を取り上げて、報告と議論を行っています。そこでの議論は文献の内容にとどまらず、年金、介護、医療、生活保護、障害者福祉、税制、教育、若者論・・・と多方面に及びます。
ベーシック・インカム構想というラディカルな考え方を通して、現在と将来の福祉社会を考えたい、という方のご参加を心よりお待ちしています。
指導担当:阿部弘( 元駒澤大学)
労働学科では、労働問題に係る専門的なテキストを輪読しながら、理論的なものから実践的なテーマも含めて包括的な議論を行っています。現在は、労働者研究者、ユニオン活動家、学校教員、院生・学生など、多様なメンバーが集まっています。2009年5月にゼミが発足、2010年2月まで小越洋之助『終身雇用と年功賃金の転換』(ミネルヴァ書房、2007年)を丹念に検討し、その中で終身雇用とは何か、年功賃金とは何か、賃金論の理想と運動の要求課題の乖離、非正規雇用と正規雇用の関係性等、常に浪江先生の基本スタンスである概念既定の問題に立ち返りながら、毎回活発な議論が展開されてきました。
今後も、立場や考え方の違いを超えて、現下の労働問題について真剣に議論していければと思います。ぜひご参加ください。
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電話/FAX : 075 255 2450 E-mail : office@kisoken.org