2024年度秋季研究大会のお知らせ(9/7・8、広島弁護士会館)

共通セッションⅠ「核の時代の平和の構想-ヒロシマで語る平和と人間の安全保障」

共通セッションⅡ「食と農と地域のつながり-中国地方、中山間地域の課題」

 

2024年秋季研究大会は、9月7日および8日(土・日)、広島弁護士会館で開催することが決定いたしました。すべてのセッションを対面とオンラインの併用で実施します。1日目(7日・土曜)は午後に総会と共通セッションⅠ、2日目(8日・日曜)は午前に並行セッション、午後に共通セッションⅡの開催します。

 

<日時・場所とタイムスケジュール>

〇日時:2024年9月7・8日(土・日)

〇場所:広島弁護士会館
〒730-0012 広島市中区上八丁堀2-73 https://www.hiroben.or.jp/
※ZOOMによるオンライン併用にて実施

〇全体スケジュール
1日目(9月7日・土)
12:00~13:30 総会
13:30~14:00 休憩
14:00~17:30 共通セッションⅠ
2日目(9月8日・日)
9:30~12:00 並行セッション
12:00~13:00 休憩
13:00~16:00 共通セッションⅡ

〇資料代:1000円(両日分を含む)

<共通セッションⅠ(9月7日・土)>

「核の時代の平和の構想-ヒロシマで語る平和と人間の安全保障」

ウクライナ・ロシア及びパレスチナ・イスラエル両戦争で、関係者から核の投下も選択肢にあるという発言が聞かれるほど、核戦争の可能性も示唆されています。また、米国の議員からは、軍事攻撃の早期終結に長崎や広島の例が示されるなど、核使用をめぐる問題が噴出しています。こうした情勢を踏まえ、基礎研では「核の時代の平和の構想-ヒロシマで語る平和と人間の安全保障」というテーマを設定し、平和の象徴である広島という地で今後の平和の構想、人間の安全保障について考えることとしました。

<特別メッセージ>(14:00~14:30)
平岡敬さん(元広島市長) 司会:藤岡 惇さん

<シンポジウム>(14:30~17:30)
司会:中野克彦さん(所員)
1)「新たな世界大戦・核戦争への動きを止める-希望はどこにあるのか」
石川康宏さん(所員/神戸女学院大学・名、日本平和委員会代表理事)
2)「宇宙核戦争3.0-勝利か共滅か、前線国=ウクライナと日本の運命」
藤岡 惇さん(所員/立命館大学・名)
3)「『平和』を問う小さな農園の取り組み~仏領ポリネシアのヒバクシャとの出会いから」
福岡奈織さん(イニアビ農園)

<討論> (16:20~17:30)
1) シンポジスト間の相互の質疑
2) フロアおよびオンラインからの質疑
3) 報告者3人からのリプライ
4) 司会者のまとめの発言
※いずれも仮題で当日までに変更の可能性があります。

 

<共通セッションⅡ(9月8日・日)>

「食と農と地域のつながり-中国地方。中山間地域の課題」

2日目の共通セッションⅡでは、「食と農と地域のつながり」をテーマに、中国地方、中山間地域の課題にアプローチします。戦後日本から現在まで、農業基本法から食料・農業・農村基本法への変遷を含め日本の食料・農業・農村はどのように変化・変遷していったのか。中国地方における食と農、地域のつながりに関わる課題は何か。政策課題と実践課題の両面から考えます。

<報告>(13:00~15:00)
司会:加藤光一さん(所員/松山大学・元、東アジア経済アナリスト)
1)「戦後日本農政の転換と食料・農業・農村の変貌」
樫原正澄さん(所員/関西大学・名)
2)「食を起点とした地域の繋がり-フードバンクの活動を通して」
原田佳子さん(所員/美作大学・元、「あいあいねっと」代表)
3)「鳥取県における買い物環境の変動と改善に関する動向」
菰田レエ也さん(所員/鳥取大学)

<討論> (15:00~16:00)
1) フロアおよびオンラインからの質疑
2) 報告者3人からのリプライ
3) 司会者のまとめの発言
※いずれも仮題で当日までに変更の可能性があります。

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