2020年9月に発足した管政権は、誕生当時、たたき上げのイメージ(虚像)から高い支持率を誇っていましたが、ほどなく学術会議会員の任命拒否によりその強権性を露わにし、コロナ対策の迷走ぶりは目を覆うばかり、加えて、安倍政権に輪をかけた説明拒否・対話拒否の政治姿勢に、支持率が急速に低下しています。
菅首相は、みずから安倍政治の継承をうたっているだけでなく、実態としても安倍亜流政権と言えます。その繋がりの中で、この政権を分析し次の政治への展望を拓くべく、この研究会を設定しました。多くの方のご参加を呼びかけます。
報告は、人気ブログ「転成仁語」でおなじみ、『日本を変える –新しい政治への展望』(学習の友社)を発刊されたばかりの五十嵐仁さん(法政大学名誉教授・元大原社研所長)と神谷章生さん(札幌学院大学教授)にお願いしました。神谷さんは『経済科学通信』の「ニュースを読み解く」でいつも政治の新動向を解説してくださっている政治学者です。討論にご期待いただければ幸いです。
日時:2月14日(日)[2021年] 14:00~17:00
オンライン(Zoom)形式
参加方法は、office@kisoken.orgまでお問い合わせください。
報告:
五十嵐仁(法政大・名) 「菅政権と『新しい政治』への展望」
神谷章生(札幌学院大学) 「菅政権の性格をどう理解するか」
司会:(未定)