研究会「資本主義の成熟と終焉」(主催:東京支部)のご案内

◆日時:4月11日(日)14:00~17:00 
◆場所:オンライン(Zoom)

報告:小西一雄(立教大・名)「資本主義の成熟と終焉」 
コメント:堀内健一(駒澤大学) 
司会:米田貢(中央大学)

 東京支部の小西一雄さん(所員・立教大学名誉教授)が昨年12月、2冊目の単著『資本主義の成熟と終焉–いま私たちはどこにいるのか』(桜井書店)を出されました。本書に基づいた研究会です。以下は、本書発行に際しての小西さんの言葉です。
「いま資本主義はその発展と「成熟」の果てに、生産力を発展させるというその歴史的役割を終えつつある。しかし、歴史的役割の「終焉」にもかかわらず、資本主義は依然として存続している。そして、このことが二つの破壊、自然の破壊と社会の破壊をもたらしている。とはいえ、そのなかから新しいRPP社会(「利潤原理を逆転させた社会」)への途も生まれてくる。本書では、現在の日本とアメリカの資本主義の分析をとおして、資本主義の現段階の歴史的特徴を明らかにしながら、RPP社会への手がかりを考えてみたい。」
そして、コメンテーターを堀内健一さん(所員・駒澤大学准教授)にお願いしました。堀内さんは信用論がご専門で『現代日本における銀行資本の蓄積』(2015年、唯学書房)を出されています。

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