2014年第37回研究大会
場所:駒澤大学・駒沢キャンパス 第二研究館
日時:2014年9月14日(日)-15日(月)
資料代:1000円
★一般参加歓迎
★懇親会は当日参加申込みも可能ですが、人数把握のため事務局までご連絡ください。(申込先:office@kisoken.org)
プログラム
第1日目[9月14日(日)]
10:30~13:00 並行セッション
分科会「マルクスと政治学」209号室
司会:神谷 章生(札幌学院大学教員)
報告1:松井 暁(専修大学教員)「自由・平等・所有・功利-マルクスの価値理念論」
報告2:堀 雅晴(立命館大学教員)「マルクスとガバナンス論-アソシエーション論への包摂にむけて」
報告3:進藤 兵(都留文科大学教員)「2008年以降の日本の政治-藤田=ジェソップ・アプローチによる資本主義国家分析試論」
分科会「労働論・労働過程論」204号室
司会:柴田 徹平(中央大学・院)
報告1:子島 喜久(基礎研所員)「消防職員における給与体系の変遷について」
報告2:高田 好章(基礎研所員)「電機産業における製造請負・派遣の実態調査について-電機総研2001年&2010年調査」
分科会「人間発達と教育①」205号室
司会:高木 裕子(基礎研所員)
報告1:田井 勝(駒澤大学・院)「大学生と教育問題-「学ぶ」ことの原理を問う」
報告2:佐々木 優理(都立高校講師)「EC/EU加盟をどのように高校生に教えるか-高校教育の現場から」
報告3:十名 直喜(名古屋学院大学教員)「キャリア教育と人間発達の経済学」
分科会「地域づくり」206号室
司会:北島 健一(立教大学教員)
報告1:朱然(京都大学・院)「蜷川虎三の思想」
報告2:倪卉(立命館大学教員)「コモディティチェンと農業生産の地域性の形成について」
14:00~17:30 共通セッションⅠ 209号室
テーマ:「現代の政治状況と市民運動-都知事選と脱原発運動を読み解く」
コーディネータ:大西 広(慶応義塾大学教員)
報告1:柳沢 遊(慶応義塾大学教員)「都知事選挙からみえる政治意識の流動性」
報告2:瀬戸岡 紘(駒澤大学教員)「最近の世界各国にみる右傾化の動向について」
報告3:満田 夏花(FoE Japan)「地域の脱原発運動と市民の政治意識の変化について」
17:30~18:30 総会 209号室
18:45 懇親会
第2日目[9月15日(月・敬老の日)]
10:30~13:00
並行セッション 209号室
分科会「現代の社会的風潮と文化経済学」
司会:瀬戸岡 紘(駒澤大学教員)
報告1:堀田 美帆(イギリス美術史研究家)「ラファエル前派運動の考察:Elizabeth Siddalの生涯をとおして-モデルではなく、妻ではなく、画家として」
報告2:榑松 三郎(元・東京フィルハーモニー常務理事)「私にとっての音楽運動」
報告3:佐中 忠司(広島大学・名)「「生活文化空間」の経済構想」
報告4:瀬戸岡 紘(駒澤大学教員)「クラシック音楽が創作された時代と市民-クラシック音楽創作の急速な展開,そして,その時代の終焉」
分科会「労働法改革と労働政策」204号室
司会:櫻井 善行(基礎研所員・愛知労働問題研究所)
報告1:宮下 武美(基礎研所員)「水町勇一郎・連合総研『労働法改革』を読む」
報告2:森崎 巌(全労働省労組委員長)「現下の「労働規制改革」をどう見るか」
コメンテーター:岩橋 祐治(全労連政策総合局長)
分科会「人間発達と教育②」205号室
司会:森谷 一夫(基礎研所員)
報告1:渡邊 好造(特別支援学校教員)「東京の特別支援学校におけるキャリア教育-主に知的障害校における現場の実態」
報告2:森谷 一夫(基礎研所員)「労働力政策としてのキャリア教育-教育再生実行会議(第四次提言)に至るコンテクスト」
報告3:尾澤 知典(慶應大学・院)「小学生の思考力,判断力,表現力、コミュニケーション力を高めるために-アイディアの発散と収束能力を向上させることを通じて」
分科会「マルクス研究」206号室
司会:宮田 惟史(駒澤大学教員)
報告1:吉田 満(基礎研所員)「『資本論』の英語版の成立と意義」
報告2:明石 英人(駒澤大学)「ドイツの「資本論」入門について-ミヒャエル・ハインリッヒの試み」
報告3:大竹 篤(基礎研所員)「『資本論』における、再生産と貨幣取扱業・信用業との関係について-その成立史的観点から」
分科会「数理マルクス経済学」208号室
司会:大西 広(慶応義塾大学教員)
報告1:田添 篤史(京都大学・非)「コントロール可能性と賃金分布」
報告2:金江 亮(京都大学・非)「新古典派モデルと地代」
報告3:森田 凌(慶應義塾大学・院)「成長段階による要素投入型成長の有効性の違い」
14:00~17:00 共通セッションⅡ 209号室
テーマ「現代日本の貧困とその打開に向けて」
コーディネータ:原田收(基礎研所員)
報告1:姉歯 曉(駒澤大学教員)「消費の中の貧困問題」
報告2:布川 日佐史(法政大学教員)「貧困解決のための社会政策」
コメンテーター:高野 剛(立命館大学教員)、北島 健一(立教大学教員)