基礎経済科学研究所東京支部研究集会のおしらせ

基礎経済科学研究所東京支部 研究集会
=自由論題&労働組合運動強化の課題=
日時:2013年12月15日AM9:00~PM5:00
場所:駒澤大学 駒沢キャンパス第2研究館2階 209号室
〒154-8525 東京都世田谷区駒沢1-23-1
(東急田園都市線「駒沢大学」駅下車)

参加費(資料代): 500円 参加申込不要
事務局:東京基礎研事務局

 

<午前の部>(自由論題) AM9:00~12:00

自由論題の部は、東京支部として初めての試みです。『資本論』を読む会を重ねる中で、『資本論』だけでなく、参加者の個別の問題関心や研究を発表・交流する場として設定されました。(次回以降は、「読む会」の参加者に限らず、報告者を幅広く募ります。)

子島喜久「労働過程論の研究 ー疎外労働からの超克を求めて」

平野次郎「さようなら百貨店物語 ―衰退させたのは、誰だ?」

原田收「障害者運動と施策の現状と課題 ―税と社会保障の一体改革の中で」

 

<午後の部> PM1:00 ~ 5:00
「労働組合運動強化の課題」
[開催の趣旨]
現在、日本の労働組合運動、特に階級的な運動が組織の減少による危機的な状況にあり、その打開が緊急の課題となっています。この研究会は、この危機感を共通認識として、現代日本資本主義のもとで、労働過程や労働市場の現実から出発した労働運動の目標や課題に即しながら、労働運動強化の組織論まで対象にした研究討論を進めていきます。
この研究会は、基礎研2012年3月の春季研究集会(労働組合運動強化の課題)の成果をひきつぎ、東京で毎年定例化し(12月予定)、「労働組合運動の新たな発展をめざして」、学問的な立場と方法で研究する者と、実際の労働運動に取り組んでいる者が一堂に会して議論する場です。また、この場は、職場から企業、産業、地域、そしてナショナルレベルの運動へと視野を広げ、労働運動が活性化していくことをめざして研究・討論する場です。労働運動の担い手にとっては、所属するナショナルセンター・産別・単組などの違いを尊重しつつも、真摯で建設的な討論と相互批判を行うことに特に留意し、労働運動の前進をはかるために協力していきます。
ことしは以下の二本の報告にもとづき、討議をおこないます。

五十嵐 仁(法政大学大原社会問題研究所教授) 「今日の政治社会情勢の激変と労働組合運動の展望」(仮題)
斉藤 寛生 (全労連組織部長) 「労働組合組織強化を科学的にみる」(仮題)

各テーマ報告60分質疑30分

全体討論 4:00~5:00   *終了後 懇親会

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