第43回研究大会開催のお知らせ
By office_kisoken, on 9月 22nd, 2020
日時:10月3日(土)午後2時―
10月4日(日)
開催方式:第1日目 会場とオンライン配信のハイブリッド方式
第2日目 ZOOM(オンライン開催)
お願い
新型コロナウィルス感染症の感染予防と感染拡大防止のため、大会会場、並びに、視聴会場では対策を実施します。みなさまのご協力をお願いします。対策内容については、後日お手元に届く「基礎研ニュース」をご覧ください。
1日目 10月3日(土)
場所:京都府立大学第3講義室(学生会館2階多目的ホール)
*第一日目の共通セッション及び総会は、ズームを利用して自宅からの参加もできます。
○午後2時―5時 共通セッションⅠ「軍事と経済・財政」
今年は日米安保条約制定60周年です。これにあわせて、日本の安全保障•軍事政策の現状を検証し、それが経済•財政にどのような課題を投げかけているかを確認しようと思います。日本の経済関係の学会では、安保条約に基づく諸施策が取り上げられなくなって久しいという現実があります。この状況を打開する意味をこめて、軍事ジャーナリストとして健筆を振るう半田 滋さんに、経済学に求められている課題を率直に提起してもらいます。内山 昭さんには、安保政策が財政構造に及ぼしている影響を明らかにしてもらい、川瀬光義さんには、安保政策の矛盾が集中している沖縄から見た問題点を明らかにしてもらいます。市民の視線に沿った平易なスピーチで、岐路に立つ日本の問題点を鮮やかに提示していただけると思います。ご期待ください。
司会:藤岡 惇(基礎研常任理事)
1)半田 滋(防衛ジャーナリスト、元『東京新聞』論説兼編集委員)「安保法制下の自衛隊――踏み越える専守防衛~」
2)内山 昭 (立命館大学上席研究員)「軍事大国・日本と防衛費の拡大」
3)川瀬光義(所員/京都府立大学教授)「地域からみた日本の安全保障政策」
○午後5時15分―6時 基礎研総会
2日目 10月4日(日)
オンライン開催(ズーム利用により自宅からの参加)
※下記の一部プログラムは市民大学院で視聴できます。
○午前9時半―12時半 並行セッション
A.「経済学と未来社社会への挑戦」
司会:小沢修司(基礎研理事長)
1)竹内たかお(所員)「労働証券の構想から見たMMT(現代貨幣理論)――“武漢(発)コロナ”蔓延での各国の財政赤字急増を踏まえて――」
2)平松民平(所員)「資本主義の余命はどれくらい残っているか、史的唯物論に照らして診断するヒント集・・・生産力と技術の歴史的位置、我々は今どこまで来ているか」
3)藤岡 惇(基礎研常任理事)「『支えあうケア文明』高次復活の展望-人類200万年史の中で考える」
B.「数理マルクス」
司会:大西広(基礎研副理事長・慶應義塾大学)
1)大西広(基礎研副理事長/慶應義塾大学)「政治変革における「中間層」の独自な重要性について--大西(2018)社会運動モデルへの非対称性の導入--」
2)田添篤史(所員/三重短期大学)「資本の運動と民主主義の関係性」
3)李晨(所員/桃山学院大学)「マルクス派最適成長モデルの階級モデル化」
○午後1時30分―5時 共通セッションⅡ「コロナ・パンデミックが私たちに問いかけること」
A)「体験交流――コロナ危機で、変わった私の仕事と生活・地域」
司会:高田好章(基礎研副理事長)
1)原田佳子(所友/美作大学)「コロナ前後の学校給食」
2)田中與念子(所員)「パンデミック禍の医療・福祉~新自由主義40年の今と未来~」
3)共同報告:菰田レエ也(所員)、田井勝(所員)、堀田美穂(所員)「コロナ禍における民間セクターの動向と課題」
休憩 10分
B)「パンデミックが社会科学に問いかけているもの」
司会:和田幸子(基礎研常任理事)
1)十名直喜(所員/名古屋学院大学・名)「コロナ禍を生き抜く生活・仕事・研究の試みと知恵―新たな「3密」の創造に向けて」
2)伍賀一道(所員/金沢大学・名)「コロナ危機下の雇用・失業の動向と対策をめぐって」
3)碓井敏正(所員/京都橘大学・名)「新型コロナ感染症が明らかにしたもの」
4)牧野広義(所員/阪南大学・名)「コロナ危機と気候危機」
全体討論 40分程度 (司会:高田好章・和田幸子)
まとめと閉会の辞・・・小沢修司(理事長)
第2日目並行セッション、共通セッションⅡ視聴会場
場所:文化政策まちづくり大学(通称 市民大学院) セミナー室
(京都府京都市下京区高辻通室町西入繁昌町290番地 旧成徳中学校2階)
開場:09:15~
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