(4月25日)今、何を共同研究すべきか -現代資本主義の多面性を”基礎研的”に議論する- 自由討論会(京都)開催のご案内

創立50周年を迎えた基礎研は、この間に様々な共同研究の成果を発表してきました。各々の成果は『経済科学通信』に特集や座談会として掲載され、また書籍としても刊行されています。例えば、『講座・現代経済学』(全6巻、1978~1982年)や『人間発達の経済学』(1982年)は、基礎研発足当初の人間発達論を世に送り出した代表的研究成果です。また、1980年代には、日本型企業社会論の特質の分析が大きな課題となり、『日本型企業社会の構造』(1992年)や、企業社会論を前面に押し出した『人間発達の政治経済学』(1994年)等も出版されました。その後は、アマルティア・センの潜在能力アプローチが受容されるようになり『人間発達と公共性の経済学』(2005年)が、さらに基礎研40周年を機に今後の社会のあるべき姿を提示した『未来社会を展望する-甦るマルクス』(2010年)、グローバリゼーション、経済の金融化、労働・福祉の貧困化など現代資本主義のあり方を多面的な角度からみた『世界経済危機とマルクス経済学』(2011年)等が公刊されました。
  基礎研の歩みと並行し、この50年で現代の資本主義も様々な変容を遂げました。そして、基礎研はその時々の資本主義のあり方を”基礎研的”に捉え、議論を重ねてきました。この”基礎研的”とは、まぎれもなく”人間発達論”を意味しますが、それでは現段階での現代資本主義のあり方は”基礎研的”にどう研究されるべきなのでしょうか。あるいは、基礎研は今後何を議論し、世に問うべきなのでしょうか。今回の企画では、藤岡惇さん、和田幸子さんからこのテーマに関わって話題提供をいただき、参加者全員で今後の研究の方向性を考えたいと思います。
なお、この集会では、話題提供者からのお話は少し短めとしていただき、参加者で議論する時間をしっかり確保したいと思います。基礎研で何を共同研究すべきか、参加者の皆様からの積極的なご発言をお願いいたします。

日程:4月25日(土) 13:30~16:30
場所:キャンパスプラザ京都6階
 話題提供者: ①高田好章さん(所員) ②藤岡惇さん(立命館大学・名) ③和田幸子さん(名古屋学院大学・元)
司会:小沢修司さん(京都府立大学・名) 

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