(12月8日)現代資本主義研究会「戦後の労使関係を論じる」のご案内

日時:2018年12月8日(土)午後2時~2時
 会場:立命館大学朱雀キャンパス:2F202教室
 ※玄関入って右側エレベーターで2階へあがって下さい
 
報告:藤田実(桜美林大学教授・所員)「『戦後日本の労使関係』の執筆意図と主な論点について」
コメンテーター:高田好章(所員)「『戦後日本の労使関係』の労働学科における輪読・議論から」
司会;笠井弘子(所員)

 昨年6月に藤田実さんが大月書店から『戦後日本の労使関係 戦後技術革新と労使関係の変化』を出版されました。労働学科では、昨年12月から本年5月にかけて6回のゼミで、この本をテキストとして全章を読み、討論してきました。著者である藤田実さんに現代資本主義研究会でご報告頂き、この本の執筆の意図をお聴きするだけでなく、労働学科で輪読した時に出てきた論点・疑問点に対しても、直接お答えいただき、また重要な論点について討論をお願いしています。

 この本は、戦後70余年にわたる労働問題、特に労使関係を扱っています。その視角は、労働運動を対抗的と協調的という労働組合の姿勢に焦点を当てていますが、特にここで強調しなければならないのは、生産力、特に労働過程および技術的側面がどのように変化しているか、という論点を取り上げていることです。労働問題を扱う時には、労働運動や労働者の状態のみを対象にする研究が多い中で、労働過程とその技術的側面から労働問題を扱っていることに、大きな意義を持っている研究であり、そのために数多くの生産過程を分析されていることは称賛に値します。

 今回の現資研では、労働学科で出た論点や疑問点などを、コメンテーターが著者に予め伝えておき、当日は著者から執筆意図や本の構成などと共に、その回答を述べていただき、その後、討論に入るという形を取ります。戦後の労働過程から現在の労働現場まで顧みることで、日本における労働問題に一石を投じる研究会となります。皆様のご参加を期待しております。 

 

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