今回の半島非核化への平和的合意の実現には韓国の文在寅大統領や中国の習近平主席が大きな役割を果たしました。アメリカのトランプ大統領も役割を果たしましたが、日本外交は最後まで圧力一辺倒の外交でこの転換に一切何の役割も果たしませんでした。これは「日本外交の失敗」で、今後は北東アジアの大勢に取り残される恐れがあります。この問題を今回のシンポジウムでは国際関係論的な視角から議論します。また、今後求められる在韓米軍の縮小・撤退に関わる現地調査の報告も行われます。
日時:10月7日(日) 2:00-5:00
場所:慶應義塾大学三田校舎研究室棟A会議室
資料代:500円 *一般参加歓迎・事前申込不要
報告1:大西広(慶應義塾大学教授、北東アジア学会前会長)「国際関係論から見た北東アジアの転換」
報告2:中瀬勝義(基礎研所員)「在韓米軍の現在と韓国の反基地闘争」