第36回(2013年度) 研究大会開催のお知らせ

2013 年 第36 回研究大会 (京都府立大学)
共催:文部科学省科研費「わが国におけるベーシック・インカムの政策導入に向けた総合的検討とネットワーク形成」
日時:2013 年9 月14 日(土)、15 日(日)
場所:京都府立大学合同講義棟3 階

資料代:1000 円、学生・院生等500 円

*一般参加歓迎、事前申込み不要

懇親会:3000円

*懇親会は当日参加申込みも可能です。人数把握のため事務局までご連絡ください。

申込先:office@kisoken.org

共通テーマ(共通セッションⅠ):「ベーシック・インカムとマルクス経済学」

        (共通セッションⅡ):「福祉国家・労働・ジェンダー」

 

プログラム
第1日目・9 月14 日(土)

10:00~12:30  午前の部

     並行セッションA 「ベーシック・インカムと家族」 第6講義室
       司会:小沢修司(京都府立大学教員)
       報告1:青柳和身(岐阜経済大学・名)「資本主義変革思想の転換:生産手段所有の社会化から労働力再生産の社会化へ――ベーシック・インカム社会主義の可能性――」
       報告2:久保田裕之(日本大学教員)「再生産領域の再編とベーシック・インカム」

     並行セッションB 「アダム・スミスと現代」 第4 講義室
       司会:中村浩爾(大阪経済法科大学・名)
       報告1: 服部寿子(基礎研所員)「市場における競争と独占についてA・スミスの視点と私的考察」
       報告2 : 田中百合子(基礎研所友)「『承認をめぐる闘争』(A.ホネット)とスミス『道徳感情論』」 」
       コメント:田中幸世(基礎研所員)

     並行セッションC 「参院選後と変化するアジアの中で」 第7講義室
       司会:和田幸子(基礎研所員)
       報告1:三浦誠弘(基礎研友)「アジアをとりまく経済圏構想と日本の電機情報産業の状況」
       報告2: 阪本将英(専修大学教員)「日本とインドネシアの新たな関係構築に向けて‐被災地の相互支援を中心に‐」
       報告3 : 小野 満(基礎研所員)「東アジアを渡り歩く繊維産業」
       報告4:東 愛子(基礎研所友)「日本と東南アジアの鉄鋼業」

     並行セッションD 「自由論題」 第5講義室
       司会:松本朗(立命館大学)
       報告1:大西広(慶応大学教員)「アベノミクスの歴史的位置と階級対抗」
       報告2 : 高田好章(基礎研所員)「製造現場での派遣労働者の派遣期間について-ある工場における実態調査から-」

12:00~13:30 休憩・昼食

13:30~17:00 午後の部

     共通セッションⅠ 「ベーシック・インカムとマルクス経済学」第3講義室
       コーディネータ:小沢修司(京都府立大学教員)
       基調報告:伊藤誠(東京大学・名)「ベーシック・インカムとマルクス経済学」
       報告1:森岡真史(立命館大学教員)「ベーシック・インカムの機能と規範」
       報告2:松尾匡(立命館大学教員)「現代経済学の展開におけるベーシック・インカムの位置づけ」
       コメンテータ:角田修一(立命館大学教員)

17:10~18:10 総会 第3講義室
18:15  懇親会(京都府立大学生協)

第2日目・9 月15 日(日)
10:00~12:30 午前の部

     並行セッションE 「労働組合運動強化の課題」 第7講義室
       司会:馬場隆雄(京都総評副議長)
       報告1:村瀬宏典(京都建築労働組合書記次長)「建設産業の民主化と京建労組織化の新しい課題」
       報告 2: 井口順子(京大生協パート労組委員長)「ユニオンショップ協定締結の報告」
       報告3 : 齋藤寛生(全労連組織局長)「全労連組織の拡大・強化の現状と課題」

     並行セッションF 「『経済科学通信』パネルディスカッション」 第6講義室
       司会:角田修一(立命館大学教員)
       パネリスト:中村浩爾(大阪経済法科大学・名)
       中本悟(立命館大学教員)
       和田幸子(基礎研所員)
       増田和夫(京都経済短期大学教員)

     並行セッションG 「人間発達ゼミ」 第5講義室
       司会:藤岡惇(立命館大学教授)
       報告1:松田文雄(基礎研所員)「若者の起業, 仕事づくり」
       報告 2 :青山富真(基礎研所員)「国境を越える労働者-日本における外国人労働者の受け入れについて:現状と課題」

     並行セッションH 「災害問題と復興過程」 第4講義室
       司会:中谷武雄(基礎研理事長)
       報告1:池田清(神戸松蔭女子学院大学教員)「災害資本主義と憲法復興学」
       報告2:中谷武雄(基礎研理事長)「新しい知のありかた」
       報告3:藤田明史(立命館大学・非)「ヒロシマ・ナガサキの経験をいかに普遍化するか-被爆作家・大田洋子の文学から考える-」

12:30~13:30 休憩・昼食 (12:40~13:20 第1回理事会)

13:30~17:00 午後の部

     共通セッションⅡ 「福祉国家・労働・ジェンダー」第3講義室
       コーディネータ兼コメント:石田好江(愛知淑徳大学教員)
       報告1:中島正雄(京都府立大学教員)「男女雇用平等に向けた労働法の課題」
       報告2:原伸子(法政大学教員・大原社会問題研究所所長)「福祉国家の変容と家族政策の主流化-ジェンダー視点が指し示すもの-」
       報告3:川西玲子(元自治労連中央副委員長)「公務労働の非正規化とジェンダー」
       コメント:堅田香緒里(埼玉県立大学教員)

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