プログラム
場所:専修大学神田キャンパス アクセス
日時:2012年3月17日(土)、18日(日)
1日目 3月17日(土) 10:30-
(基礎経済科学研究所/JSPS「アジア教育研究拠点事業」共催事業)
1)並行セッションA(10:30-11:30)
「人間発達と教育の問題」 (7号館7F771教室)
コーディネーター:森本壮亮(京都大学大学院)
報告者:原田収(基礎経済科学研究所)「東京における教育への「不当な支配」とのたたかいの現状と課題-最高裁判決を中心に-」
2)記念講演(11:30-12:30) (7号館7F771教室)
司会 中谷武雄(元京都橘大学)
池上 惇(京都大学名誉教授) 「人間発達の経済学:日本における形成と発展」
3)昼食休憩 (12:30-13:30)
①自由大学院ゼミ担当者会議 (7号館7F774教室)
②「女性研究者の交流会: 女性と学問と生活を語ろう(その1)」 (7F771教室)
コーディネーター 後藤宣代(福島県立医科大学)
4-1)並行セッションB(13:30-17:45)
「人間発達の社会システム」 (7号館7F771教室)
コーディネーター 宮田和保(札幌学院大学)
報告者:福島利夫(専修大学)「日本の生活保障システムと人間発達」
阪本将英(専修大学)「持続可能な社会経済システムについての一考察-環境と社会経済の調和を目指してー」
北野正一(兵庫県立大学)「市場内存在である企業における労働発達の途」
梶原太一(高知短期大学)「根拠に基づく情報提供の照会と人間発達」
4-2)並行セッションC(13:30-17:45)
「人間発達と文化の経済学」 (7号館7F772教室)
コーディネーター 神谷章生(札幌学院大学)、増田和夫(京都経済短期大学)
報告者:中谷武雄(元京都橘大学)
「アダム・スミスの「模倣芸術論」:模倣と創造の弁証法」
新村聡(岡山大学)「自由主義と人間発達」
南有哲(三重短期大学)「多文化共生の思想的基礎としての”人間中心主義”」
藤岡惇(立命館大学)「自然・社会・政治・文化との関わりで「経済」とは何か。どんな位置にあるのか。ヒトの発達のためにはどんな位置に戻したらよいのか」
4-3) 並行セッションD(13:30-17:45)
「人間労働と労働組合の諸問題」 (7号館7F773教室)
コーディネーター 大西広(京都大学)
報告者:佐中忠司(比治山大学)
「人間的労働についての一考察—W.モリスと柳宗悦の所説の比較」
家田愛子(札幌学院大学)「人間発達と労働者の自立」
宮下武美(足立区労連)
「山下東彦著『戦略としての労働組合運動』を読む-その今日的意義-」
5)懇親会(雷門き介神保町店)
2日目 3月18日(日)09:30-(基礎経済科学研究所単独開催事業)
6)共通セッション (午前の部9:30-12:30)
「労働組合運動強化の課題」(7号館3F731教室)
コーディネーター:大西広(京都大学)、米田貢(中央大学)
報告者:浅見和彦(専修大学)「日本の労働組合運動はどのように再生しつつあるのか」
兵頭淳史(専修大学) 「労働組合運動再生への視点」(仮)
コメンテーター:五十嵐仁(法政大学)
7) 昼食休憩 (12:30-13:30)
①「東京基礎研」再開準備相談会(7号館7F773教室)
②「女性研究者の交流会:: 女性と学問と生活を語ろう(その2) 」(7号館7F773教室)
コーディネーター 後藤宣代(福島県立医科大学)
8) 共通セッション (午後の部13:30-17:00)
「労働組合運動強化の課題」 労組実践をふまえた報告(各20分)
報告者:後藤康夫(福島大学)「アメリカの社会運動型ユニオニズム」
寺間誠治(全労連政策総合局長)「全労連における組織拡大・強化の取り組み」
北口明代 (生協労連)「労働組合運動強化の課題」
宮田和保(北海道教育大学)「労働組合の組織論(北海道教職組合の組織論)」
発言
家田愛子(札幌学院大学)
藤田 実(桜美林大学)
「女性研究者の交流会:女性と学問と生活を語ろう」へのお誘い2012年3月17・18日に専修大学で開催される春季研のお昼時間を利用して、ランチを頂きながら、女性限定の時間をつくることにいたしました。女性が「働きつつ学ぶ」こと、最近の用語では「ワーク・アンド・ライフ・バランス(WLB)」は、いまなお多くの課題を抱えております。そこで、全国からお集まりいただく機会である基礎研の春季集会と秋季研究大会、2つの大会を利用して、毎年それぞれの研究や抱負、悩みを語りながら、将来的には、なにかしらのプロジェクトに発展していけたらとの願いをこめて、第1回目を企画しました。第1日目、第2日目、いずれもお昼のわずかな時間ですが、今まで女性たちが時間をやりくりして研究時間を創り出し、着実に成果を積み重ねてきたように、私たちも、時間を上手に作っていきたいものです。 「女性と学問と生活」といえば、かつて「婦人研究者の会・京都」に集われた大先輩学姉らによって編集された著作のタイトルです。基礎研も「婦人研究者の会・京都」も、いずれも京都発祥の団体ということで、今企画のサブタイトルに使わせて頂きました。 女性の皆さん方のご参加をお待ちしております。 2011年10月5日 後藤宣代 |