現代資本主義研究会(2/13)のお知らせ

 アマルティア・センがノーベル経済学賞を受賞してから,15年以上が過ぎました。その間,センの理論は色あせるどころか,その魅力と重要性は益々増大する一方のように思われます。センの経済学に着目し,そこからどのような経済学が見えるのか,今一度問うてみることには重要な意義があるのではないでしょうか。
 北野さんには,スミス・マルクス・サルトルとセンの繋がりから,動的システムの方法論まで含めた議論を展開していただきます。また,吉川さんには,センの理論による,モラルサイエンスとしての経済学についての議論をお願いしています。
本年度最後の現資研です。皆様のご参加をお待ちしております。

 

日時:2016年2月13日(土) 14:00~17:00
場所:立命館大学キャンパスプラザ京都6階第1講習室
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939
(京都市営地下鉄烏丸線、近鉄京都線、JR各線「京都駅」下車。徒歩5分ビックカメラ前)
資料代:500円

報告者
①吉川英治(滋賀大学)
「センによるモラルサイエンスとしての経済学の試み-活動、場、潜在能力の観念が切り開く福祉の経済学-」(仮)
②北野正一(兵庫県立大学・名)
「Smith, Marx, Sartre, Senと動的system論による改革について」
司会:瀬野陸見(京都大学・院生)

 

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