現代資本主義研究会(2015年8月1日)のお知らせ

「東アジア経済と日本資本主義」

 グローバル資本主義の進行は、世界経済を空間的に拡大させることによって、全世界を巻き込んだ国際貿易を可能にしました。しかし、そうした中で、例えばEU、NAFTA、東アジアといった地域内経済圏における貿易および国際分業も急速に発展し、域内における海外直接投資も盛んに行われるようになりました。特に東アジアは、他の地域間と地域内の双方で海外直接投資の受け入れが進み、貿易構造や国際収支のあり方をドラスティックに変化させてきました。こうした状況下において、国際収支構造はどのように転換し、今後どういった方向にに向かうのか、あるいは東アジア地域内国際分業は今後どのように発展するのか。そして、これらの事象は、東アジア地域の共存と持続可能な発展にいかなる影響を及ぼすのだろうか。フロアとの討論も交えながら、徹底討論します。

 

【タイトル】「東アジア経済と日本資本主義」
【日 時】 2015年8月1日(土)15時00分~18時00分
【会 場】 立命館大学朱雀キャンパス地下1階B02会議室(〒:604-8520 京都市中京区西ノ京朱雀町1
(JR「二条駅」徒歩3分)
資料代:500円 ※一般参加歓迎、事前申込不要
報告:松野周治(立命館大学教授)
「国際収支構造の転換と東アジア地域内国際分業の意義」
コメンテーター:小山 大介(宮崎大学准教授)
司会:中谷武雄(基礎研理事長)

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