11月27日(土)に現代資本主義研究会をオンラインで開催します。テーマは「加藤光一著『グローバル東アジア資本主義のアポリアー日韓中台の『農村』的領域から考えるー』(大月書店)の検討」です。
本書は、「農村」的領域から日・中・韓・台の賃労働・雇用関係、土地所有=土地問題を具体的に俯瞰し、そこから「世界の工場」から「世界の市場」への転換と大きく変貌さえている東アジア資本主義のグローバル化を分析した意欲的著作です。本研究会では、加藤さんから著書のねらい等を報告していただくとともに、松野さん、藤田さん、大泉さんからそれぞれコメント・問題提起等を行い、議論します。ぜひともご参集ください。
テーマ:加藤光一著『グローバル東アジア資本主義のアポリアー日韓中台の『農村』的領域から考えるー』(大月書店)の検討
1.開催日:2021年11月27日(土)
午後1時30分-4時30分
2.開催形式:オンライン・ZOOM
https://us02web.zoom.us/j/83117083616?pwd=QTk2 U3piWUFnbjY5eXhzMzY1a2x3QT09
ミーティングID: 831 1708 3616
パスコード: 241154
3.プログラム:
司会:後藤康夫(福島大学・名)
(1)著書のねらいと問題提起:加藤光一(松山大学)
(2)コメント(基本論点・三大カテゴリーを中心に)
① 資本:グローバリゼーションと東アジア資本主義の世界史的位置(松野周治、立命館大学・名)
② 賃労働:グローバルな労働力構成とアジア的低賃金(藤田実、桜美林大学)
③ 土地所有:東アジア小農社会と住宅問題(大泉英次、和歌山大学・名)
(3)リプライ:加藤光一
4.全体討論