3月3日(土)に「基礎研の人間発達論とは何であったか」をテーマとして現代資本主義研究会を開催します。基礎研ニュース前号で予告した通り、9月16日の資本論150周年シンポをめぐって、基礎研所内メーリングリストで議論が展開されました。基礎研50周年を迎えるにあたり、改めて基礎研の人間発達論とは何であったか、参加者を含めて大いに議論できればと考えております。 当日は、小沢修司さんから基礎研の人間発達論について、「資本論」にみる人間発達というご報告をいただきます。また、牧野広義さんからは、史的唯物論が労働を基礎にしているだけではなく、史的唯物論そのものの中に人間発達の視点があるとの観点から、ご報告をいただきます。 春季研究交流集会(立教大学)前の時期でもあり、イベントが隣接しておりますが、お時間のある方はぜひともご参集ください。 なお、10月の第1回常任理事会において、50周年記念事業の一環として研究活動の活性化が議論され、2018年8月の50周年記念大会までに重点的に現代資本主義研究会ならびに各種研究会を開催することを決定いたしました。ご期待ください。
◆日時 2018年3月3日(土) 14時~17時予定
◆場所 キャンパスプラザ京都6階第1講習室 〒:600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下ル (「京都駅」徒歩2分 ビックカメラ前) 資料代:500円 ※一般参加歓迎、事前申込不要
◆報告
・小沢修司(京都府立大学、基礎研副理事長)「『資本論』にみる人間発達論」
・牧野広義(阪南大学・名) 「史的唯物論における労働と人間発達」