現代資本主義研究会
「恐慌理論から現状分析へ」
開催のご案内
日時:2010年11月6日(土) 14:00-17:00
会場:京都大学法経済学部東館202演習室
司会:増田和夫
報告1:北野正一(兵庫県立大学教授)
「蓄積論から政策論へ
―ゼロ成長・構造変動下の企業論―」
報告2:海野八尋(金沢大学名誉教授)
「蓄積論から政策論へ
―グローバル経済への接近――」
コメンテータ:神部基良(兵庫県立大学院生)
<開催趣旨>
次回の現代資本主義研究会は、海野先生を金沢からお招きして、大著『資本蓄積と産業循環の理論』(金沢大学経済学部研究叢書、2008年)のご研究をベースとして、基礎理論(蓄積論・恐慌論)から政策論へ、いかに経済学を展開させていくのかという根本問題について話し合います。
直近の経済危機への対処法などにも関わらせながら、本年度の基礎研大会での政策議論
の到達をも踏まえながら、これからの研究方向について、ざっくばらんな議論ができればと考えています。
<参考文献>
1) 「蓄積論」の構造と諸問題」、『政経研究』94
号、2010年6月
2)「2008年危機の性格―原理論的進化論的
蓄積理論による解析―」、『季刊・経済理論』
第47巻第2号、2010年。
3)「グローバル化資本主義の位相:どこからどこ
へ」、唯物論研究協会32回研究大会、2010
年8月(http://wwwsoc.nii.ac.jp/jssm2/)。
なお、『資本蓄積と産業循環の理論』につきましては、金沢大学学術情報リポジトリにおいてPDFファイルが公開されており、誰でも閲覧することが可能となっています。
「金沢大学学術リポジトリ」
(http://hdl.handle.net/2297/19226)