混迷を極める日本経済復活のカギは何か。1970年代以後、新自由主義とその対抗勢力、社会民主主義、第3の道など、世界的に多様な政治勢力が様々な社会経済体制の構築を試みたが、多くの先進国では膨大な財政赤字の累積と経済停滞を余儀なくされ、行き詰まりをみせている。今回の現資研では、先頃『ケインズの逆襲 ハイエクの慧眼』を執筆された松尾匡さんと、コメンテータとして森岡真史さんをお迎えし、ソ連社会主義の教訓も踏まえながら、我々が目指すべき日本経済(あるいは世界経済)の進路について討議します。
報告:松尾匡(立命館大学教授)
コメンテータ:森岡真史(立命館大学教授)
<参考文献>
松尾匡『ケインズの逆襲ハイエクの慧眼-巨人たちは経済政策の混迷を解く鍵をすでに知っていた』 PHP新書 2014年11月
※今回は日曜日開催です。
日時:2015年1月25日(日) 10:00-12:30
場所:キャンパスプラザ京都第1講習室(〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下ル)
資料代:500円 *一般参加歓迎、事前申込不要