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近代経済学 |
メインバンク メインバンクとは、企業の大株主かつ債権者として企業の経営をモニタリングし、コントロールする銀行のことである。 企業業績が良好である場合は、銀行は沈黙のビジネスパートナーとして、大株主の権利を表立って主張することはないが、ひとたび投資先企業の経営状況が悪化したときは、役員派遣等のかたちで、経営のコントロールを行うことになる。また、メインバンクは、単に資金の供給を行うにとどまらず、決済口座を通じて企業経営のモニタリングを行う立場にあるという点で、企業の他の利害関係者とは異なっている。戦後の日本では、メインバンクが中心となって企業集団が形成されていったとされる。 (1)伊丹敬之・加護野忠男・伊藤元重編『日本の企業システム1―企業とは何か―』有斐閣、1993年、第9章。 (梶原太一) |