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| 近代経済学 |
経済成長 短期的な景気循環の各局面における、GDPの拡大を指すこともあるが、狭義では、そのような景気循環を貫く、長期的な経済の拡大を意味する。すなわち、景気循環が、総需要の拡大、停滞によって引き起こされるのに対して、経済成長は、労働などの生産資源を完全に利用した生産水準が成長すること、すなわち、総供給能力の成長でもたらされる。この場合の経済成長率を「潜在成長率」と呼ぶ。 （松尾匡） |