『講座・現代経済学の読者へ』 島 恭彦
序章 労働と生活の経済学
1 私たちのくらしと生活手段
2 職場と分業
3 商品生産と私的所有
4 貯蓄と資本蓄積
5 発達の経済学
第1章 技術の経済学
1 労働の節約と労働手段の役割
2 猿と人間とのちがいについて
3 自動化と専制化のメカニズム
4 生活における技術
5 精神労働と肉体労働
まとめにかえて――技術と未来の社会科学
第2章 資本の経済学
1 独占の経済学
2 中小零細業者の経済学
3 農林漁業者の経済学
4 労働者階級と官僚機構
第3章 自治体の経済学
1 新しい家族の発展-都市問題
2 新しい型の公務労働者
3 発達保障の財政民主主義
4 地域と産業および防災
第4章 発達の経済学 ―教育と福祉を中心に―
1 発達の経済学の課題
2 現代日本の貧困と発達 ―教育・福祉・貧乏―
3 生存権・労働権・教育権
4 働きつつ学ぶ権利
第5章 民族問題の経済学
第6章 軍事の経済学
1 戦後アメリカの世界戦略と軍事力独占
2 アメリカ軍事経済の発展
3 共同防衛体制の性格
4 総合戦力構想の登場とその特徴
第7章 人間の全面発達と現代経済学
はじめに――貨幣と嘱望の発達をめぐって
1 自然改造の力の発達
2 営利主義をのりこえる力の発達
3 官僚主義を変革する力の発達
4 個人の全面発達と現在経済
補論 現代経済学の学習・研究・教育 ―若干の文献解題をかねて―
1 現代経済学学習のタテ軸とヨコ軸
2 学習から研究へ
3 「働きつつ学ぶ」教育・研究集団
4 古典を備えてゆく問題
現代経済用語・参考文献小辞典
<執筆者>
池上 惇 (序章、第2章、第7章、補論)
林堅太郎 (第1章)
小野秀生 (第2章)
二宮厚美 (第3章、第4章)
本多三郎 (第5章)
坂井昭夫 (第6章)
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