『経済科学通信』総目次パートT
(第1号/1970年6月〜第49号/1986年6月)


第1号〜  第10号〜  第20号〜  第30号〜  第40号〜



総目次パートU(50号以降はこちら
第50号〜  第60号〜  第70号〜  25周年記念号  第80号〜  第90号〜  第100号〜



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●第1号 (1970年6月)

 巻頭言
  「研究教育自治体労働者像について ―1970年代の研究者たち―」 (吉村民人)
 研究発表
  「宇野学派」の経済学方法論と日本資本主義分析の検討と批判 (経済大学院日本資本主義研究会)
  「ルカーチの物象化論の報告と討論」 (基礎研春季合宿の記録)
 実践記録
  「高校生の未来と生きがい ―ある教育現場からのレポート―」
  「労働者の『資本論』学習から」 (醍醐聡)


●第2号 (1971年3月)
 巻頭言
  民主主義的共同研究の現段階と我々の経験 (中島哲郎)
<特集>会員の実践記録
  1.私立学校の真の民主化のために
  2.東部戦線異状あり (片桐正俊)
  3.新しい研究者集団像 新会員の意見 (青柳憲子)
 研究ノート
  社会化論的国独資論批判の一視覚 ―国有化問題を中心に― (重森曉)
 新年研究集会の記録
  社会資本論の現代的課題
  経済学基礎理論研究会午後の部の内容
  経済学基礎理論研究所設立申し合わせ事項


●第3号 (1972年1月)
  新たな前進をめざして (重森曉)
  基礎理論研究所における編集委員会の役割について (中島哲郎)
 共同研究集会の記録
  第2回 現代「合理化」と労働者の生きがい (梅垣邦胤)
  第3回 円・ドル問題と労働運動 (事務局)
 最近の問題意識から
  現代の合理化 ―最新の局面
  国鉄のマル生運動 (吉川顕麿)

  基礎研の歩み ―年表ふうのメモ(1966年秋から「大学紛争」まで)― (柳ヶ瀬孝三)
  基礎研活動日誌 (編集部)
  経済学基礎理論研究所・入会のしおり


●第4号(1973年1月)
<総特集>現代の経済科学運動
  今日の経済学教育の課題 (森岡孝二)
  『日本資本主義研究会』の経験と教訓 (重森曉)
  経済学研究と労働者教育 (梅沢邦夫)
  古典の学習と価値観創造への試行錯誤 ―京大CE研究会連合の一年の歩み― (福田利之)
  経済学学習における自主編成と共同
  学習カリキュラムについて (池上惇)
  院生の研究と教育活動 (加藤一郎)
  東京基礎研の歴史・現状・課題 (荻野喜弘)
  教育系大学院における自主ゼミ活動の発展 (岩田年浩)


●第5号 (1973年5月) 300円
 巻頭言
  創刊にあたって (池上惇)
 インタビュー
  島恭彦教授に聞く ―研究の歩み自治研活動のことなど―
  (付・島教授戦後著作・論文一覧)
 研究論文
  価値法則と労働力価値規定 (辻英太郎・成瀬龍夫)
 学会,研究報告 研究ノート
  京都府における民力培養型公共投資政策の基本的特徴 (柳ケ瀬孝三)
  国家独占資本主義論の方法について (森岡孝二)
 書評
  宮本憲一著『地域開発はこれでよいか』 (重森曉)
 事務局通信
  基礎研運動の現段階


●第6号 (1973年8月) 300円
 インタビュー
  見田石介教授に聞く ―哲学から経済学への歩み―
 研究論文
  帝国主義の経済的危機の理論 ―国家独占資本主義の必然性への視点(1)― (芦田亘)
 研究調査
  革新自治体の農政 ―その新しい課題― (村田武)
 学会報告
  アメリカ戦時経済と優先制度 ―予算制度改革論における一論点― (林堅太郎)
 出版紹介
  『現代世界恐慌と資本輸出』の刊行に思う (坂井昭夫)
 論文批評
  「科学的財政学の基礎理論」
    ―池上惇氏の「不生産的階級と生存競争の組織化」をめぐって― (加藤一郎)
 活動日誌
  京都府政研究に豊かな理論提起 ―第7回共同研究集会・京都府政の科学的総合分析より― (成瀬龍夫)


●第7号 (1973年11月) 350円
 研究論文
  「公共経済学」をめぐって (加藤一郎)
  大工業理論への一考察(上) ―芝田進午氏の所説に触れつつ― (戸名直樹)
 現地ルポ
  ダムと地域住民 ―吉野川・早明浦ダム― (重森曉)
 資料研究
  A・ユア『工場の哲学』と『資本論』 (吉田文和)
 連載講座
  『資本論』研究入門 @ (池上惇)
  『帝国主義論』研究入門@ (森岡孝二)
<特集>広がる基礎研運動
  「筑波」型研究教育と基礎研運動 (小野秀生)
  東京における基礎研運動の現状
  愛媛経済研究会だより
  働きつつ学び研究することの意義と展望


●第8・9合併号 (1974年4月) 350円
 情勢分析
  インフレーションと日本経済 ―「石油危機」,産業再編の動向にもふれて― (岡林二郎)
 研究ノート・論文・報告
  「独占価格インフレ」論に関する覚書 (青木圭介)
  大工業理論への一考察(下) ―芝田進午氏の所説に触れつつ―(戸名直樹)
  独占企業に働く技術労働者の状態―コンピューター・メーカー富士通の場合― (塚谷静司)
 連載講座
  『資本論』研究入門A (池上惇)
  『帝国主義論』研究入門A (森岡孝二)
<特集>広がる基礎研運動 (続き)
  「準備層」の活動形態 (代表者会議)
  大阪支部の報告 (大阪支部事務局)


●第10号 (1974年9月) 400円

 座談会
  経済科学運動と経済学若手研究者 
 研究論文
  価値論の意義について ―置塩信雄氏の所説に関連して― (揚武雄)
 研究ノート
  現代都市政策の論点 ―都市開発問題を中心に― (成瀬龍夫)
 経済科学運動論
  研究者・教育者養成機関としての大学院の現状
    ―京大大学院における院生の研究・教育条件― (加藤一郎)
 連載講座
  『資本論』研究入門B (池上惇)
  『帝国主義論』研究入門B (森岡孝二)


●第11号 (1975年2月) 400円
 インタビュー
  中村静治教授に聞く ―工場・技術・経済学―
 研究論文
  資源危機における日本鉄鋼業の原料炭問題と今後の動向(上) (戸名直樹)
 研究ノート
  再生産=恐慌論ノート ―富塚,井村,吉原各氏の所説を素材に― (後藤康夫)
 連載講座
  『帝国主義論』研究入門C ―第二章 銀行とその新しい役割― (森岡孝二)
 学会動向
  政策科学と公共サービスの財政学 ―第31回日本財政学会の報告から― (林堅太郎)
 研究会便り
  ある勤労者グループの「資本論」研究


●第12号 (1975年6月) 400円
 研究論文
  住民要求と公共経済学 (芦田亘)
  資源危機における日本鉄鋼業の原料炭問題と今後の動向(中) (戸名直樹)
 研究報告
  戦後社会政策論の再検討 ―現代的課題のための覚え書(その1)― (向井喜典)
  現代技術の到達点とその評価について
    ―シュハルヂン「現代科学技術革命論」の検討を中心に― (吉田文和)
 連載講座
  『資本論』研究入門C ―第8章 労働日,第一節労働日の限界― (池上惇)
 研究会便り
  『資本論』を読む会の一年間(都留文科大学) (倉増寿幸)
 経済学散歩道
  ベトナム革命と私 ―青春の断層― (吉村健二)
 活動日誌
  働きつつ学ぶ権利の確立をめざす基礎研活動の発展のために ―1975年定期総会の報告―


●第13号 (1975年10月) 400円
<総特集>基礎経済科学夜間通信大学院
  「基礎研」の新しい提案によせて (島恭彦)
  夜間通信大学院に賛し,老婆心から一言呈す (中村静治)
  今日の経済科学教育の課題 ―基礎経済科学夜間通信大学院の設立にあたって― (池上惇)
  各学科における研究教育の目標と学習の方法について
  実践的,理論的課題に応える大学院を (初村尤而)
  基礎経済科学夜間通信大学院に期待します (青山秀司)
  事務局員になるにあたって ―母への手紙― (西田達昭)
  大学院設立関係資料 (設立準備委員会)
  基礎経済科学研究所規約


●第14号 (1976年1月) 500円
 追悼文
  見田石介先生の遺訓 (福島利夫)
 研究論文
  公教育費分析基礎理論研究序説 (柳ケ瀬孝三)
  資源危機下における日本鉄鋼業の原料炭問題と今後の動向(下) (戸名直樹)
 連載講座
  『資本論』研究入門D ―第八章 労働日,第二節― (池上惇)
  『帝国主義論』研究入門D ―第三章 金融資本と金融寡頭制(その1)― (森岡孝二)
 学会動向
  経済理論学会第23回大会に参加して (角田修一)
  日本財政学会第32回大会に参加して (加藤一郎)
  社会政策学会第51回大会の感想 (成瀬龍夫)
 読後感
  中村静治『技術論論争史 (上・下)』 (重森曉)
 活動日誌
  基礎経済科学夜間通信大学院の活動報告
  「自治体論ゼミ」の実験 (溝手芳計)
   平和論学科(新設)への呼びかけ


●第15号 (1976年5月) 600円
<特集>資本主義と土地所有
  本源的蓄積論の諸問題 ―「市民主義的マルクス理解」批判序説― (尾崎芳治)
  資本制生産様式と人間自然・土地自然との関連 ―『資本論』における分析の整理― (梅垣邦胤)
  国債管理と金融政策 ―資金動員のための競争機構の再編― (二宮厚美)
 論点をめぐって
  変革を迫られる日本鉄鋼業 ―本誌掲載の戸名論文に思う― (林堅太郎)
 連載講座
  『帝国主義論』研究入門E ―第三章 金融資本と金融寡頭制(その2)― (森岡孝二)
 特別企画 経済科学運動の今日的課題
  経済科学教育の理論的諸問題 ―夜間通信大学院春季合宿より― (池上惇)
  経済史研究の当面する一課題について
    ―『講座マルクス主義研究入門第4巻歴史学』によせて― (藤岡惇)
 随想
  若い経済学徒へ ―今日必要なことは― (木原正雄)
 書評
  谷田庄三著『現代日本の銀行資本』 (小野秀生)
  岡倉古志郎・寺本光朗編『チリにおける革命と反革命』 (芦田亘)
 活動日誌
  夜間通信大学院春季合宿交流集会の報告 (合宿実行委)
 所員便り
  ケルンだより (山田誠)
 読者からの便り
  戸名論文への疑問


●第16号 (1976年9月) 600円
<特集>国独資論争の現段階
  国家独占資本主義論と現代資本主義分析 ―国家独占資本主義論争の一省察― (森岡孝二)
  ヨーロツパにおける国家独占資本主義論争の主要論点によせて(1) (池上惇)
 翻訳
  R.ヒルファーディング「現代の諸問題」(上) (国独資研究会)
 研究会報告
  社会主義・経済研究の現状と課題をめぐって (基礎研・社会主義研究会)
 誌上討論
  本誌連載の『帝国主義論』研究入門(森岡孝二著)を読んで (阿知羅隆雄)
 書評
  石田望著『物価指数 ―その実態に無関心でよいか―』 (岩井浩)
 経済科学文献情報 (藤岡惇)
 新刊紹介
  「日本の経済危機」の刊行によせて (坂井昭夫)


●第17号 (1976年11月) 600円
<夏季合宿特集>経済科学の今日的課題
  資本論・現代資本主義・民主主義 ―夜間通信研究科1976年夏季合宿研究集会の報告― (池上惇)
  池上報告に関する討論 (芦田文夫ほか)
  「社会主義的民主主義」の課題と経済学 (小淵港)
 研究ノート
  「先進国革命」論と国家論
    ―レリオ・バッソー「社会構成体と国家形態」(未翻訳)の紹介を中心として― (芦田亘)
 翻訳
  R.ヒルファーディング「現代の諸問題」(下) (国独資研究会)
 調査報告
  喜入,そして志布志 ―西南地域開発の一断面― (重森曉)
 連載講座
  『帝国主義論』研究入門F ―阿知羅氏の問題提起にこたえて― (森岡孝二)
 経済科学運動
  発足一周年を迎える夜間通信研究科の到達点 (藤岡惇)
 書評
  ゾーン=レーテル,水田・寺田訳『精神労働と肉体労働』 (二宮厚美)
 活動日誌
  夜間通信研究科夏季合宿研究集会の報告
  基礎研運動の現段階 ―1976年度定期総会の報告―
  夜間通信研究科1977年度開講式の報告


●第18号 (1977年4月) 650円
 論文
  ヨーロッパにおける国家独占資本主義論争の主要論点によせて (池上惇)
  地主的土地清掃と南部経済の変貌過程 (藤岡惇)
  アダム・スミスの国家論 (中谷武雄)
 学会動向
  日本財政学会第33回大会 (鈴木茂)
  経済理論学会第24回大会 (後藤康夫)
  社会政策学会第53回大会 (伍賀一道)
 書評
  坂井昭夫著『国際財政論』 (杉本昭七)
  保田芳昭著『現代マーケッティング論』 (加藤義忠)
  熊野聡著『共同体と国家の歴史理論』 (吉田秀明)
  南克巳著「戦後重化学工業段階の歴史的地位」 (吉田文和)
 経済科学運動
  民主教育の創造と教育労働者の課題 (岡武祐史)
  婦人研究者の実態と婦人研究者運動 (横田綏子)
 活動日誌
  広がる基礎研運動とその特徴 (事務局)


●第19号 (1977年7月) 650円
<特集>現代資本主義における労働と生活
  本特集を組むにあたって (編集局)
 第1部「労働と生活」研究の基礎視角
  生存競争・階級闘争・全面発達 (二宮厚美)
  史的唯物論における労働と家族 (本多三郎)
 第2部 職場からの学習・研究報告
  産業電化の意義と役割 (田中勇蔵)
  消費者信用と貧困化 (山西万三)
  賃金決定の「国家的独占」と国民春闘 (横山寿一)
 論文
  労働力流動化政策と教育・訓練・生活手段(上) (松田和男)
 連載講座
  『帝国主義論』研究入門G (森岡孝二)
 書評
  戸田慎太郎著『現代資本主義論』(独占理論研究会)
 読書案内
  中国新聞社編『ルポ地方公務員』 (本田洋一)
  V. グルシコフ= V. モーイェフ著,田中雄三訳『コンピュータと社会主義』 (田中宏)
 随想
  『資本論・帝国主義論年表』の編集を終えて (鶴田広巳)
  『現代福祉経済論』の刊行によせて (成瀬龍夫)
 基礎研だより
  夜間通信研究科春期合宿の報告
  「両大戦間世界資本主義研究会」の紹介
  東京支部の所員構成と研究学科の紹介


●第20号 (1977年10月) 650円

20号記念特集> 働く者の経済学研究と資本論
  本特集によせて ―「経済科学通信」20号の軌跡― (重森暁)
 インタビュー
  林直道先生に聞く ―今日の経済学研究と『資本論』―
 座談会
  経済学を働く者の発達のために (池上惇,他)
  研究体制論と基礎研運動 (中島哲郎)
  ヒルファディングと経済民主主義 ―ドイツ社会民主党キール大会における演説を中心に (小淵港)
 連載講座
  『帝国主義論』研究入門l (森岡孝二)
 書評
  林直道著『恐慌の基礎理論』 (角田修一)
  飯盛信男著『生産的労働の理論』 (山西万三)
 誌上討論
  大工業理論の理解をめぐって (戸名直樹)
 随想
  経済学教育の一つの現場から ―1年間の回顧と反省― (加藤房雄)
  ドイツ民主共和国聞きかじり (村田武)
 基礎研だより
  夜間通信研究科夏期合宿の報告
  東京支部産業・金融機構研究学科の活動紹介
  『経済科学通信』既刊号内容目次


●第21号 (1978年2月) 650円
<特集>技術・産業論研究入門
  技術論研究と産業分析の連関 (中村静治)
  現代技術論の成果と課題 ―中村静治『技術論入門』によせて― (吉田文和)
  技術・産業論の現代的課題と理論的諸問題 (戸名直樹)
 インタビュー
  市川弘勝先生に聞く ―産業分析への私の歩み―
 職場からの研究報告
  恐慌下の地域の変貌と変革への契機 ―高知県の実態をふまえて― (太田紘志)
 研究動向分析
  最近の「新中間階層」論の理論的諸特徴 (林弥富)
  「法人資本主義」論についての覚え書 ―経済理論学会の報告・討論を手がかりとして― (坂井昭夫)
 読書案内
  島恭彦『インフレーション ―その政治と経済―』 (池島正興)
 随想
  夜間通信研究科の2年間に想う (中橋幸二郎)
  基礎研運動の現況と研究者管理うらばなし ―M先輩への手紙― (西田達昭)


●第22号 (1978年6月) 650円
<特集>労働問題研究の基礎視角
  労働問題研究の課題によせて (戸木田嘉久)
  労働運動と財政民主主義 (二宮厚美)
  労働者階級状態論に関する覚書
    ―F. エンゲルス『イギリスにおける労働者階級の状態』を素材として― (光岡博美)
  労働力流動化政策と教育・訓練・生活手段(中) (松田和男)
  イギリス貴族的大土地所有と都市開発 (島浩二)
 職場からの研究報告
  公的扶助労働論 ―仲田論文「生活保護ケースワーカーの『シラケ』の考察」の批判的検討― (武元勲)
 座談会
  日本経済分析と統計学の課題 (野沢正徳・川口清史・小野秀生)
 書評
  野村秀和『現代の企業分析』 (田井修司)
  政治経済研究所編『転換期の中小企業問題』 (岩井浩三)
 産業調査雑感
  岡山県の被服縫製業の調査を終えて (下野克己)
 基礎研だより
  夜間通信研究科78年春期合宿の報告


●第23号 (1978年9月) 650円
<特集>働く者の経済学研究と夜間通信研究科
  科学と労働運動の結合をめざして ―夜間通信研究科3年間のあゆみ― (研究教育委員会)
 
学科案内
  技術・産業論学科/自治体論学科/金融流通協同組合論学科/
  労働農民運動論学科/社会構成体発達史論学科
 研究科への期待
  働きながら学ぶということ (儀我壮一郎)
  哲学屋の期待 (秋間実)
 研究科の感想
  夜間通信研究科と私 (小森治夫)
  私の問題意識と夜間通信研究科 (馬越洋一)
 職場からの研究報告
  構造的不況下における中小企業労働運動の経験 (中原優)
 『講座・現代経済学』の刊行をめぐって@ (森岡孝二)
 鼎談
 「講座現代経済学」と住民の発達問題  (野村拓・中村寅四郎・池上惇)
 読書案内
  杉本昭七『現代帝国主義の基本構造』 (松野周治)
  芝田進午編『公務労働の理論』 (松下英爾)
 研究情勢分析
  日本独占資本主義の確立をめぐって (長島修)
 読者の通信
  大学づくりの日々に寄せて ―生駒山麓の地より― (I K生)
 基礎研だより
  第1回研究大会の報告


●第24号 (1979年2月) 650円
<大会特集>独占資本主義をどうとらえるか
  本特集によせて (編集局)
  独占資本主義論の方法と体系 (高須賀義博)
  金融資本と独占利潤法則 (森岡孝二)
  森岡報告についてのコメント (佐々木秀太)
 研究展望
  独占資本主義論の動向をめぐって (森岡孝二・佐々木秀太)
 経済学基礎教室
  日本の軍拡志向の経済的側面 (坂井昭夫)
 誌上討論
  科学的な科学技術労働論展開のために (鈴木章二)
 書評
  ハリー・ブレーヴァマン『労働と独占資本』 (二宮厚美・中原優)
 雑誌文献紹介@
 基礎研だより
  研究所総会・研究科開講式を終えて
 読者からのたより
  『講座・現代経済学T』を読んで (杉本末吉)


●第25号 (1979年7月) 650円
<シンポジウム>現代の階級理論と労働者階級(T)
 第1部 最近の階級理論の諸潮流
  (報告1)現代の労働者階級論争をめぐって (成瀬龍夫)
  (報告2)国家論と階級論 ―ミリバント・プーランツァス論争から― (芦田亘)
  (報告3)「現代高度産業社会」と社会学的階級論 (林弥富)
  (報告4)法人資本主義論と階級論 (二宮厚美)
 論文
  アダム・スミスの労働論 (中谷武雄)
  国有林「城下町」の様相 (太田紘志)
  イラン革命の経済的背景 (松尾光喜)
 研究展望
  会計学・企業分析論の動向を語る (野村秀和)
 誌上討論
  現代経済学の体系と独占資本主義の理論 ―高須賀義博氏の問題提起に応えて― (森岡孝二)
 書評
  山崎隆三編『両大戦間期の日本資本主義』(上・下) (長島修)
 雑誌文献紹介A


●第26号 (1979年11月) 650円
<シンポジウム>現代の階級理論と労働者階級(U)
 第1部 最近の階級理論の諸潮流をめぐって(討論)

  (芦田亘・池上惇・後藤康夫・成瀬龍夫・二宮厚美)
 論文
  エコロジー経済学の大工業論および資源論批判 ―資源論研究序説― (戸名直樹)
  労働力流動化政策と教育・訓練・生活手段(下)
    ―炭坑離職者援護会と雇用促進事業団に着目して― (松田和男)
 研究展望
  日本資本主義論の課題と方法 (山崎隆三)
 『講座・現代経済学』の刊行をめぐってA
  講座U・V巻『資本論と現代経済』を読んで (服部文男・黒滝正昭)
  『資本論』と工場法 (小森治夫)
 随想
  修了論文作成の苦労話 (上田秋助)
 書評
  鯵坂真ほか編『へーゲル論理学入門』 (勝木吐夢)
 雑誌文献紹介B
 基礎研だより
  5年目を迎える夜間通信研究科


●第27号 (1980年春季) 650円
<シンポジウム>現代の階級理論と労働者階級(V)
 第2部 現代日本の労働者階級 

  (報告1)中小企業労働者の状態 ―大和硝子労組の闘いを通して― (中原優)
  (報告2)階級論の最近の動向と官僚機構研究の重要性 (池上惇)
  (報告3)新しい労働者階級としての公務労働者 (柳ヶ瀬孝三)
 論文
  税務労働論 (小森治夫)
  流域下水道をめぐる諸問題 (小林秀樹)
 研究展望
  国家独占資本主義論争と国家独占の概念 (芦田亘)
 海外論調・翻訳
  ヘルベルト・マイスナー著「カール・マルクスと今日のブルジョア政治経済学」(上) (訳 津波古充文)
 書評
   J.ニューフィールド他『ニューヨークが死ぬ時』 (佐々木雅幸)
  小野一郎『現代社会主義経済論』 (音羽周・田中宏)
  A.ハント編『階級と階級構造』 (湯本誠)
 雑誌文献紹介C
 基礎研だより
  第2回研究大会の報告 (鶴田廣己)
  研究所定例総会・研究科開講式を終えて
  衣笠支部活動報告


●第28号 (1980年夏季) 650円
 巻頭論文
  現代日本における資本主義分析の諸課題 (井村喜代子)
<シンポジウム>現代の階級理論と労働者階級(完)
 第2部現代日本の労働者階級をめぐって(討論)
  (芦田亘/中井博敏/中原優/成瀬龍夫/柳ケ瀬孝三/二宮厚美)

 論文
  現代民主主義への一考察―民主主義の継承性の問題に関連して― (斉藤勝弥)
 海外論調・翻訳
  ヘルベルト・マイスナー著「カール・マルクスと今日のブルジョア政治経済学」(下) (訳 津波古充文)
 『講座現代経済学』の刊行をめぐってB
  「剰余価値の生産」をめぐる二,三の問題 (藤岡惇)
  内田義彦『資本論の世界』の理論的意義 (後藤康夫)
 古典の読み方
  『剰余価値学説史』とマルクス研究 (赤間道夫)
 書評
  小野・吉信編『両大戦間期のアジアと日本』 (川北昭夫)
  水津雄三『日本中小零細企業論』 (安満弁吉)
 雑誌文献紹介D
 基礎研だより
  夜間通信研究科80年春季合宿の報告
  下鴨支部活動報告
  すすむ全面改訂作業 ―資本論・帝国主義論年表―


●第29号 (1980年9月) 800円
<研究大会特集>現代世界経済と日本資本主義
  本特集によせて (編集局)
  現代世界経済と日本資本主義 (中村静治)
  新国際経済秩序と現代民主主義 (中村雅秀)
 誌上討論
  独占資本主義論の方法と論理 ―高須賀義博氏のレーニン理解にかんして― (重田澄男)
 古典の読み方
  マルクス「フランス三部作」を読む(上) (鶴田廣巳)
 科学運動
  科学労働者の責任と義 ―盗用「学位論文」訴訟によせて― (水野正夫)
 学際交流
  法律学の課題と発達の経済学 (葦名元夫)
 書評
  森岡孝二『独占資本主義の解明』を読んで (鶴田満彦)
  E.S.グリンバーグ『巨大企業と国家』 (馬頭忠治)
 基礎研だより
  第3回研究大会・分科会の報告 
  高知支部の活動報告
 紹介
  『労働と研究』第3号


●第30号 (1981年1月) 800円

<第30号記念特集>今日の経済学研究と教育
 座談会
  マルクス経済学の研究動向と教育問題
   一井昭(中央大学) 上野俊樹(立命館大学) 高木彰(岡山大学) 平井規之(一橋大学)
   藤岡惇(立命館大学) 米田康彦(福島大学)  司会:森岡孝二(関西大学)
  労働者の経済学研究と経済学の革新 (池上惇)
  夜間通信研究科の5年間
 誌上討論
  レーニンの国家独占資本主義概念について(再論) (小松善雄)
 論文
  日本のエアゾール産業と独占支配 ―中小企業と独占支配体系― (高田好章)
 調査報告
  私のみたイタリア (重森曉)
 書評
 「技術の経済学」の現代的視角 ―吉田文和『環境と技術の経済学』の意義をめぐって― (北条豊)


●第31号(1981年5月) 800円
<特集>職場の管理体制と労働実態 ―現代の労働と民主主義(T)―
  本特集によせて (編集局)
  巨大工場の職場と民主主義 ―最近のルポ・報告書の分析― (藤岡惇)
  大企業管理体制と労働者 (馬頭忠治・青水司)
  労働運動右傾化と中小企業労働組合の状態 ―“傷なめ共同体”の発生と変革の展望― (中原優)
 論文
  国家資本概念をめぐる諸説(上) (佐中忠司)
  電々調達開放問題と新たな日米経済関係の展開 (芦田亘・山本正夫)
 誌上討論
  経済学の方法と独占資本主義の理論 ―鶴田満彦氏の書評によせて― (森岡孝二)
  坂井昭夫『公共経済学批判』 (寺西俊一)
 雑誌文献紹介E
  一般論文 (竹味能成)
 '81春闘をめぐって (浪江巌)
 新刊紹介
  J.オコンナー『現代国家の財政危機』の翻訳出版によせて (二宮厚美)
 科学運動
  ささやかな経験 ―資本論研究会を続けてきて― (岡宏一)
  夜間通信研究科 81年春季合宿の報告 (事務局)


●第32号(1981年9月) 800円
<特集>地域における労働者発達の諸条件 ―現代の労働と民主主義(U)―
  本特集によせて (編集局)
  戦後日本の労動基準行政 (青木圭介)
  戦後日本の高成長と労働者 ―主体形成に関する若干の論点― (光岡博美)
  地域の中小零細企業と業者・労動運動の課題によせて (永吉秀幸)
 講演
  ヨーロッパ社会の動向 ―留学から帰って― (池上惇)
 論文
  日本鉄鋼業の資源・エネルギー戦略(上) (北条豊)
  国家資本概念をめぐる諸説(下) (佐中忠司)
 誌上討論
  「再生産論」と資本主義分析 ―二宮厚美,中村静治両氏への反論― (大島雄一)
  現代資本主義分析の方法と技術論 ―中村静治氏の本誌論文によせて― (北村洋基)
 基礎研と私
  地域と生きがい ―自分自身の生き方から視て― (松崎直敏)
  ひろし君,ガンバレ!! ―あらぐさ教室の子どもたち― (橘孝)
 紹介
  『労働と研究』第4号

●33号(1981年12月) 800円
<特集>現代世界の資本と労働―現代の労働と民主主義(V)―
  本特集によせて (編集局)
  フランス資本主義と労働問題(上) (安部誠治)
  ユーゴスラヴィアにおける自主管理利益共同体 (小山洋司)
  総合商社における労働の動向とその明暗 (宇多真揆也)
 第4回研究大会記念講演
  現代資本主義分析の課題 (置塩信雄・相葉洋一)
 誌上討論
  流通主義的「再生産論」と資本主義分析 ―大島雄一氏の批判に答える― (中村静治)
 科学運動
  学生の「様変わり」と経済学教育 ―研究・討論集会(於 北大)に参加して― (柳ケ瀬孝三)
  教科としての経済学史 ―経済学史学会関西部会1981年大会共通論題シンポジウム― (中谷武雄)
 書評
  島恭彦 監『講座現代経済学X ―現代経済学論争―』 (的場信樹)
 基礎研だより
  第4回研究大会の成功と連帯の実績 (実行委員会事務局)


●34号(1982年3月) 800円
<特集>現代の労働と民主主義,その理論的展望 ―現代の労働と民主主義(W)―
  本特集によせて(編集局) 
  ブレイヴァマン『労働と独占資本』をめぐって (富沢賢治)
  オコンナー『現代国家の財政危機』をめぐって (中谷武雄)
  ブレイヴァマンをどう乗りこえるか (藤岡惇)
  オコンナーの財政危機論と主体形成論 (藤岡純一)
  ブレイヴァマン・オコンナーの理論的交錯 (二宮厚美)
 論文
  戦後価値論論争の展開 ―宇野・久留間論争の系譜を軸として― (関根猪一郎)
  日本鉄鋼業の資源・エネルギー戦略(下) (北条豊)
 書評
  重森曉『地域と労働の経済理論』 (鈴木文熹)
 誌上交流
  哀しみと怒りの北炭夕張をどう受けとめるか (喜多源三郎)
 紹介
  『労働と研究』第4号


●第35号(1982年7月) 800円
<座談会>日本経済分析と労働者発達の諸条件 ―『講座・現代経済学』全六巻完結を記念して―
  T『講座・現代経済学』の特色
  U日本資本主義分析と発達の経済学
    (池上惇/上野俊樹/宇多真揆也/小野秀生/桜井香/戸木田嘉久/森岡孝二)
 論文
  現代の「地域」をめぐる対抗 ―自治省「コミュニティ構想」の問題点― (山田博文)
 研究ノート
  IRIとFIATとの協力―イタリア私的独占体の80年代への1つの対応― (岡宏一)
 誌上討論
  基礎研の『資本論』研究をめぐって(上) (梅垣邦胤)
  「再生産論」と再版生産力説 ―技術段階説〜中村静治氏への再反論― (大島雄一)
 翻訳
  イギリス工場監察官報告書 ―1859年10月31日付ロバート・ベイカー報告― (坂本悠一)
 科学運動
  働きつつ学ぶ私の経験 (小森治夫)
 基礎研だより
  現代資本主義研究会の発足について 
  1982年春季合宿研究交流集会の報告
 誌上交流
  講座・現代経済学の完結によせて (桜井香)


●第36号(1982年9月) 800円
<第5回研究大会特集>現段階の諸矛盾と日本型賃労働
  本特集によせて (編集局)
  現代日本資本主義分析の方法 (鶴田満彦)
  繊維産業における生産・流通機構 (安満弁吉)
  日本農業の変革と地域農業 (江尻彰)
  現代日本の社会的分業=具体的有用労働の編成と階級階層構成
    ―現代日本の階級構成と発達理論― (土居英二)
 論文
  トヨタの高蓄積と労働者の労働・生活 (中川勝雄)
  フランスの資本主義と労働問題(下) (安部誠治)
 書評
  池上惇・高島進 編『日本資本主義と国民生活 ―講座今日の日本資本主義―』 (神谷明)
 科学運動
  図書館と大学教育 (沢居紀充)
  研究者の権利と共同研究のあり方 (塚谷静司)
 誌上交流
  大学づくりと生協づくり ―阪南大学生活協同組合設立始末記― (中島哲郎)
 基礎研だより
  現代資本主義研究会からの報告
  広げた交流,深めた理解 第5回研究大会成功す 


●第37号(1982年12月) 800円
<特集>現代日本の技術進歩と人間発達 ―日本経済分析の基本課題(T)
  本特集によせて (編集局)
  座談会 「情報化社会」と人間発達
    (青水司/阿知羅隆雄/草川昭/重本直利/中村雅秀/柳ケ瀬孝三)
  「情報化」と住民の発達 (池上惇)
  「情報化」における技術と労働 (青水司)
  情報システム化と意識管理 ―その日本的特質の解明にむけての基礎的考察― (重本直利)
 論文
  『資本論』におけるtechnischとtechnologisch(上) (須藤浩行)
  価値論論争の現局面と今後の課題 ―貨幣の必然性の視点から― (関根猪一郎)
 誌上討論
  基礎研の『資本論』研究をめぐって(下) (梅垣邦胤)
 科学運動
  第2回中小工業全国交流・研究集会ルポ (掛章孝)
 書評
   S.ホランド著 仁連孝昭・佐々木雅幸 他訳『現代資本主義と地域』 (岡田知弘)
  小松善雄 著『国家独占資本主義の基本構造』によせて (山田博文)


●第38号(1983年4月) 800円
<特集>現代日本の官僚機構―日本経済分析の基本課題(U)―
  本特集によせて (編集局)
  政官財癒着の中の官僚機構 (芦田亘)
  産業政策と経済官僚機構 (佐々木雅幸)
  府県自治体とその官僚機構化の諸段階 (小森治夫)
 臨調・行革を考える ―現場からのレポート―
  大阪城と400年まつりから「すばるプラン」へ (山田正明)
  「行政改革」と自治体中小企業行政 (山田昇)
  「国民の食糧」を守る労働を (伊藤憲章)
  保健婦労働と官僚制 (中村淑子)
 論文
  IC産業と地域雇用問題 (鈴木茂)
  『資本論』におけるtechnischとtechnologisch(下) (須藤浩行)
 誌上討論
  「再生産論の具体化」と再生産論 ―大島・中村論争に関連して― (高木彰)
 科学運動
  「経済学教育をめぐる研究・討論集会」(第2回)の報告 (米田康彦)
 書評
  上野俊樹『経済学とイデオロギー』 (中谷武雄)
  森岡孝二『現代資本主義分析と独占理論』 (上田健作)
  『人間発達の経済学』公開討論会の報告 (藤岡惇)
 基礎研だより
  現代資本主義研究会からの報告


●第39号(1983年6月) 800円
<総特集>没後百年 ―マルクスの現代的再生めざして―
  マルクス没後100年をどう記念するか (編集局)
  T記念シンポ・歴史認識と社会変革
    マルクスにおける歴史認識と社会変革 (重田澄男)
    労働日の制限・短縮と人間の発達 (森岡孝二)
    民衆発達の経済史を求めて (藤岡惇)
    討論のまとめ 
  U私の生活とマルクス
    迷った時は基本に帰ろう (安満弁吉)
    マルクスと私と基礎研と (森本載般)
    マルクスのコミューン認識に新たな光を (田中秀幸)
    『フランスにおける内乱』と革新自治体 (山田昇)
  Vマルクス理論と現代
    現代資本主義と相対的過剰人口論 (伍賀一道)
    フランス「三部作」と資本主義国家論 (鶴田廣巳)
    労働運動発展の展望とマルクス (中原優)
    マルクスの賃労働概念と変革主体 (内山哲朗)
    環境危機とマルクス主義 (寺西俊一)
  W動向
    マルクス没後百年をめぐる他誌の動向 (江尻彰・竹味能成)
 書評
  本山美彦『貿易論序説』によせて (中尾茂夫)
 寄贈本紹介
  人間・社会・歴史研究会編著『人間・社会・歴史の研究』
  『季刊 社会科学通信』 (武蔵野社会科学研究会)
 紹介
  『労働と研究』第6号


●第40号(1983年11月) 800円

<特集>現代日本の労働者と中間層 ―日本経済分析の基本課題(V)―
  本特集によせて (編集局)
  労働・生活の危機と労働運動 (横山寿一)
  農協労働者の状態と主体形成 (鈴木文熹)
  中小業者運動における「仕事おこし」「地域づくり」とその課題 (永吉秀幸)
 第6回研究大会記念講演
  労働者階級論の問題点と課題 ―「労働者階級の発展水準」の概念をめぐって― (芝田進午)
 論文
  臨調「行革」における大企業と中小企業との対抗 ―計量分析による一試論― (大西広)
<小特集>『人間発達の経済学』をめぐって
  『人間発達の経済学』を読んで (北見地域・基礎経済科学研究会)
  『人間発達の経済学』の内容紹介 (今井幸二)
 翻訳
  ゲ・ア・バガトゥーリヤ「マルクスとエンゲルスの理論的遺産における『生産諸力』概念」 (徳永盛一)
 書評
  池上惇『地域づくりの教育論』 (大麻南)
  芝田進午 監 本間・小林著『社会科学としての保険論』 (山西万三)
 基礎研だより
  現代資本主義研究会からの報告d
  第6回研究大会の報告
  基礎経済科学研究所創立15周年記念 ―懸賞論文募集―


●第41号(1984年3月) 800円
<特集>日本経済の国際関係
  本特集によせて (編集局)
  現代日本の国際的環境 ―現代帝国主義と日本資本主義の若干の理論問題― (中村雅秀)
  地域経済の国際化 ―直接投資交流政策を中心に― (岡田知弘)
  座談会 貿易摩擦と日本経済
    (江尻彰/北藤憲治/関下稔/高田好章/竹本邦彦/中村雅秀/中尾茂夫/吉田昭臣)
 論文
  「社会資本」概念の基礎的考察 ―一般的・共同社会的条件と「社会資本」― (佐中忠司)
  日本の労働者の人間的発達と階級的主体形成 (成瀬龍夫)
  婦人労働者の発達課題 ―生保労働者の実態を中心に― (野崎律子)
 誌上討論
  再生産論と日本資本主義分析の課題 (山本義彦)
 科学運動
  第3回経済学教育をめぐる研究・討論集会に参加して (角田修一)
 書評
  小嶋昭道 著『社会科教育の歴史と理論』 (本田清春)
  池上惇 著『民主主義日本の憲章』 (菊地修平)
 基礎研だより
  北見地域の学習・調査・研究運動
  基礎経済科学研究所創立15周年記念 ―懸賞論文募集―
 誌面批評
  No.39 (音羽周)


●第42号(1984年6月) 800円
<巻頭言特集>現代社会の「構造転換」を考える(T)
    (今宮謙二/島恭彦/山口正之)
  本特集によせて (編集局)
  座談会 情報化のもとでの構造転換の意味するもの
    (青水司/芦田亘/小森治夫/永吉秀幸/藤岡惇)
 論文
  日本資本主義の「合理化」再編成と大企業労働者の主体形成 (北条豊)
  職場からの研究報告 ―釜ケ崎労働者の状態― (宇田綾生)
  経済学を劇にした学生と教師 (土居英二)
 インタビュー
  武元勲さんに聞く
 書評
  重森曉 編『日本財政論』 (梅原英治)
  柏尾昌哉 著『生活の経済 ―現代生活様式をめぐって―』 (角田修一)
  中村静治『現代自動車工業論』 (安井恒則)
  社会科学研究セミナー編『社会科学研究年報(1983年版)』 (山西万三)
 基礎研だより
  現代資本主義研究会からの報告(4) 
  東京支部の現状と今後の方向 (東京支部)
  『人間発達の経済学』学習会を行なって (柳幸夫)
 誌面批評
  芝田進午「労働者階級論の問題点と課題」を読んで (重本直利)
  No.40 (宇田綾生)


●第43号(1984年10月) 800円
本特集によせて
巻頭言特集 現代社会の「構造転換」を考える
 現代イデオロギー対決の構図 (鯵坂真)
 真に平和で豊かな社会をめざして (木原正雄)
 構造転換と教育臨調 (高浜介二)
特集 現代の消費構造の転換
 座談会 現代の消費構造の転換を考える
  江尻彰/小沢修司/近藤文男/佐藤卓利/的場信樹/山西万三
 現代マーケティングと消費・生活者像 (二宮厚美)
 生活協同組合の発展構造 (的場信樹)
論文
 私達の“地域づくり街づくり”運動 (町田豊治)
インタビュー・この人に聞く 小嶋昭道さんに聞く
誌上交流
 彦根市における学童保育の運動 (杉山悟)
書評
 池上惇『管理経済論』 (矢野明人)
 アンリ・クロード著/久保田順・田部井英夫訳 『多国籍企業と帝国主義』 (板木雅彦)
 笹川儀三郎・石田和夫編『現代企業のホワイトカラー労働』 (竹田昌次)
 鈴木文熹・宮本昌博・佐藤哲郎著『労働組合の再生』 (重森曉)
 全商工労働組合通産行政研究会編『問われる通産省』 (小森治夫)
基礎研だより
 現代資本主義研究会からの報告
 基礎経済科学研究所創立15周年記念懸賞論文の審査結果
誌面批評 No.41 (坂井昭夫)

●第44号(1984年12月) 800円
巻頭言特集 現代社会の「構造転換」を考える
 社会主義にも「構造転換」が (上島武)
 スタグフレーションと「構造転換」 (高須賀義博)
特集 現代の労働と情報化
 本特集によせて (編集局)
 情報ネットワークと現代資本主義 (石沢篤郎)
 「情報化」時代と中小企業 (永吉秀幸)
 情報化をめぐる討論 (柳ヶ瀬孝三)
 職場からのレポート
  「テクノストレス」の現場から(電子産業) (日下三郎)
  自動化と労働(鉄鋼産業) (隈部紀彦)
  熾烈な電子機器販売競争の中で命磨り減らす営業マン(情報  産業) (坂健二)
  ME化とムダ排除運動(機械産業) (中山久雄)
論文
 企業管理における販売管理確立の現代的意義 (斉藤雅通)
 日本の産業調整を考える (小林世治)
15周年記念懸賞論文
 現代日本の鉄鋼労働者像―鉄鋼労連の労働者意識調査へのアプローチをとおして― (北条豊)
インタビュー・この人に聞く 水野喜志彦さんに聞く
書評
 横田茂著『アメリカの行財政改革』 (佐々木雅幸)
 加藤睦夫・坂野光俊編著『現代日本の財政問題』 (西村貢)
 関下稔,鶴田廣巳,奥田宏司,向壽一『多国籍銀行』 (中尾茂夫)
 坂井昭夫著『軍拡経済の構図』 (新岡智)
基礎研だより
 “情報化論”をめぐって議論沸騰す
 第7回研究大会実行委員会
誌面批評 No.42 (真鍋能章)
 宇田綾生「釜ケ崎労働者の状態」を読んで (上掛利博)


●第45号(1985年4月) 800円
巻頭言特集 現代社会の「構造転換」を考える(W)
 流通分野における「構造転換」 (保田芳昭)
特集 今日の「構造転換」と経済学の課題
 本特集によせて (編集局)
 Stagnation克服策と利潤規制
  ―Keynes政策を超えるもの― (甲賀光秀)
 生活様式の転換と主体形成 (川口清史)
 〔コメントT〕「構造転換」の一視点 ―グラムシとブレイヴァマンにふれて― (青木圭介)
 〔コメントU〕現代日本の労働者生活について (森岡孝二)
論文
 今日の地方公営交通問題 (林久和)
 機械制大工業と労働力の流動化にかんする一考察
  ―今日の技術革新の社会的帰結検討のために― (音羽周)
 臨調軍拡路線への平和と民主主義の代案
  ―「経済的国家」の国民統合から「政治的国家」の国民統合へ― (大西広)
 共働き家族と労働時間の短縮 (佐藤卓利)
インタビュー この人に聞く 森井久美子さんに聞く 
書評
 渡辺峻著『現代銀行業の労働と管理』 (石田和夫)
 平井都士夫・一ノ瀬秀文・橘博・向笠良一編 『現代経済における競争と規制』 (小林世治)
 ジェームズ・ウェッセル著/鶴見宗之介訳『食糧支配』 (江尻彰)
基礎研だより
 現代資本主義研究会からの報告
 大阪自治体論学科の近況報告 (大阪自治体論学科)
誌面批評 No.43 (松原豊彦)


●第46号(1985年8月) 1000円
巻頭言 現代社会の「構造転換」を考える(V)
 地方自治の将来をどう考えるか (川妻千将)
特集 「構造転換」のなかでの労働時間と生活時間
 本特集によせて (編集局)
 日本資本主義の「構造転換」と労働条件 (青木圭介)
 現代日本の労働時間とその短縮の展望をめぐって (湯浅良雄)
 工場法と片山潜(上) (坂本悠一)
 同盟・総評の労働時間短縮闘争をめぐって (伍賀一道)
 フランスにおける労働時間問題 (大和田敢太・矢部恒夫)
論文
 指揮労働から貨幣の権力へ (北川與司雄)
書評 右田紀久恵・井岡勉編著 『地域福祉―いま問われているもの』 (武田宏)
基礎研だより
 夜間通信研究科紹介…技術・産業・情報論学科(京都)
 研究科第11期生募集のご案内
 公開セミナー「生産者から見た『資本論』の世界」のご案内
誌面批評 No.44 (小林正人)


●第47号(1985年12月) 1000円
巻頭言 現代家族の生活と労働を支える地域づくりとその課題 (横田昌子)
第8回研究大会記念講演 日本の労働時間 (藤本武)
特集 日本経済の「構造転換」と「国際化」
 日米貿易=経済摩擦の政治経済学 (関下稔)
 テクノポリスと地域経済の国際化 (佐々木雅幸)
 松下電器の海外進出の状況とその労働条件 (中村暢宏)
論文
 資本家的所有と株式会社 (佐々木秀太)
 工場法と片山潜(下) (坂本悠一)
イギリス便り
 ロンドンで見た暮らしのなかの経済学 (森岡孝二)
インタビュー 上田秋助さんに聞く 
書評
 山本広太郎著『差異とマルクス』 (関根猪一郎)
 鈴木茂著『日本のエネルギ―開発政策』 (松野周治)
 二宮厚美著『地域と生活をつくりかえる』 (折原ゆき)
基礎研だより
 現代資本主義研究会からの報告j
誌面批評 No.45 (加藤一郎)


●第48号(1986年3月) 1000円
巻頭言 公務労働組合運動のなかで (丸谷肇)
特集 地域・産業の「構造転換」
 本特集によせて (編集局)
 地域構造の転換と四全総 (重森曉)
 国際化・情報化と東京圏再編成 (寺西俊一)
 公共投資の構造転換と80年代 (加藤一郎)
小特集 臨調行革下の労働と生活―公務労働の現場から
 国民「不」健康保険と住民生活 (太田紘志)
 「行政改革」下ですすむ公的扶助労働における労働の貧困化 (中井健一)
 地域の中小企業と商工行政の転換点 (山田昇)
 大型間接税導入前夜の「合理化」の進行 (今村元)
地域からの報告 福祉のまちづくり (武元勲)
インタビュー 初村尤而さんに聞く
読書ノート
 田中博秀著『解体する熟練』 (上田健作・小林正人)
書評
 ウィリアム・タブ著『ニューヨーク市の危機と変貌』
  (小森治夫)
 朱い実保育園職員会編『朱い実の子どもたち』 (今井幸二)
 静岡大学「経済劇」フォーラム著『舞台の上の経済学』 (市橋勝)
基礎研だより
 11年目を迎えた夜間通信研究科 (藤岡惇)
 夜間通信研究科紹介  社会構成論学科ゼミナール
誌面批評 No.46 (浪江巌)


●第49号(1986年6月) 1000円
巻頭言
 地域のくらしと文化をよくするまちづくりの発想転換 (角橋徹也)
 「生協規制」の背景と運動の進路 (鈴木彰)
 労働政策の転換と労働行政の方向 (斎藤力)
特集 「金融革命」と国民生活
 特集にあたって (編集局)
 国際的な金融「革新」の波 ―その構造と意味― (小西一雄)
 情報化のなかの金融の位置 ―金融の情報化・システム化・カード化― (山西万三)
 「金融革命」下の生保資本と生保労働者の状態 (野崎律子)
 「金融革命」下の消費者金融被害の状況 (明石由紀夫)
講演 
 世界経済の構造転換と日本資本主義分析 (松村文武)
インタビュー 宇田綾生さんに聞く
読書ノート
 マルクス以降のマルクス主義 (森岡孝二)
書評
 仲村政文著『科学技術の経済理論』 (青水司)
 池上惇著『情報化社会の政治経済学』 (重本直利)
 中村孝俊著『「金融革命」とは何か』 (竹味能成)
 松村文武著『現代アメリカ国際収支の研究』 (中本悟)
イギリス便り
 スペインとフランスを訪ねて (林堅太郎)
基礎研だより
 現代資本主義研究会からの報告 (共同研究部)
 夜間通信研究科紹介 金融・流通・協同組合論学科
誌面批評  No.47 (横田綏子)


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