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現代資本主義研究会 > 2010.7.3

現代資本主義研究会
「労働組合運動の新たな発展のために」開催のご案内


日時:2010年7月31日(土) 14:00−17:00
 会場:京都大学法経済学部東館311演習室
 司会:中村浩爾
 報告1:寺間誠治「非正規労働者の組織化と労働組合改革」
 報告2:大西広「欠落しているのは労働組合の組織論」
 コメンテータ:中嶌聡



 非正規労働者が増え、正規労働者さえ解雇の恐怖に怯えているにもかかわらず、労働組合は労働者を守れないだけではなく、労働組合自身が存亡の危機に立たされています。しかし、その中で、非正規労働者の組織化の進展という動きもあります。たとえば、全労連のローカルユニオンは現在1万人を超えていると聞きます。もちろん、それをもって直ちに労働者の組織化が進んでいると言うことはできません。既存の労働組合の組織強化・拡大こそが必要だという主張がなされて当然です。全労連組織局長の寺間氏と元全大教委員長の大西氏(基礎研理事長)を講師に迎えることができましたので、迫力のある報告・討論が期待できます。戦略や路線問題も絡み、議論が加熱しすぎるおそれがありますが、研究会らしく、整然とした議論を行いたいものと思っています。多数の参加を期待します。

 

*参考文献:寺間誠治「非正規労働者の組織化と労働組合改革の方向」、『労働法律旬報』No.1714、2010年2月上旬号。